『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

まだまだ自分は、プロフェッショナルになりきっていない

2010年05月17日 | Weblog
昨日の劇団の稽古は夕方から、唄の歌唱指導。
唄の指導は、AN music Group http://www.anmusic.co.jp/ama/ama_instructors.html 
でボイストレーナーをやっていらっしゃる
石崎千穂先生。http://www.anmusic.co.jp/vc/vc_instructors.html 
それに作曲担当の大塚彩子先生 http://www.h5.dion.ne.jp/~prismix2/f-profile.html
がいらして、劇中歌の指導をして頂いた。
大塚先生もAN music Groupで講師としてピアノ実技とアレンジングを指導している
いわば仲間、同業者なのかな?

いつも思うのは、指導力の凄さ。
劇団の中では、若手が唄の練習を引っ張ってはいるのだが、所詮は素人。
唄を音符通り唄わせるのが精一杯で、唄うときの表現方法や気持ちの持ち方まで
指導できるレベルには無い。
大塚先生は楽曲を作った際の思いや、唄に込められた物語を語ってくれる。
そしてそれを受けた石崎先生が、芝居の中でどんな気持ちで唄うべきか、
一つ一つ唄わせては、的確に指導してくれる。

驚くのは、お2人が我々劇団員以上に台本を読んで、物語を解釈している事。
大塚先生は楽曲を作られるのだから、当たり前のように思いがちだが
曲さえ作れば良いって考えれば、それなりに曲は出来ちゃうんだと思う。
でも、先生の曲は場面によって曲調を変えて、バリエーションを持たせている。
いつも、『凄い才能だなぁ』って感心しているのです。

そして石崎先生は、唄い方を見て『今、○○な感じで唄ってましたね?』って
何だか、こちらの心の内まで覗き込んだようなコメントをくれて
次には『こんな感じで・・・』と自ら、唄って聞かせてくれる。
それを聴くと、何だかその気になってこちらもどんどん良くなって行く。
人をその気にさせて、能力を引き出す。
これは『指導』と言う点では、自分の仕事においても参考になる。

とにかく、お二人に相応しい言葉を捜すと
『プロフェッショナル』と言う言葉に行き着く。
いつも仕事で『プロフェッショナル』を口にしている自分なのだが
この2人に会うと『まだまだ自分は、プロフェッショナルになりきっていない』
と、考えさせられるのであります。
コメント
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