今日は2ヶ月行っていなかった床屋へ行って、髪の毛を切ってきた。
3cmほど切ったんだけれど、随分と軽くなった気がする。
実家の近くにある床屋なので、帰りがけにお袋の様子を見てきた。
裏口に鍵がかかっていて、出かけている様子。
なのに肝心の玄関の鍵は開けっ放し・・・・やっぱり僕の母親ですね。
それでお袋が返って来るのをお茶を飲みながら待っていた。
暫くするとお袋が帰宅。
元気そうに見えるけれど、お袋から『また癌が再発した』と告げられた。
以前なら動揺したんだけれど、もうお袋と癌との闘いに付き合って早くも18年。
この間に、お袋は右胸を切除、その後転移した卵巣を摘出、
その後は再び腹膜に転移して腹膜を摘出。
この時点で、『余命半年』と言われたんだけれど、それから既に
5年が経過して、今は一人暮らしで元気に生きて来た。
それだけじゃない、この18年間に白内障の手術をして、
2度にわたる膝への人工関節の移植とリハビリ生活。
そのたびに病院へ通っていた僕は
『何で神様は、お袋ばかりに試練を与えるのかな?』
なんて、誰にもぶつけられない怒りを感じていたものだった。
そして今回。
今度の転移は、残された左胸へのものらしい。
お袋自身、もう覚悟が出来ているらしく気丈に振舞っている。
お袋も既に84歳。良く頑張って生きてきたと思う。
それで、頑張るのも諦めるのもお袋の意思に任せる事にした。
歳をとって、病気の進行も遅いようだし、幸いな事に今回は
早い段階で見つかったらしく、化学療法で対処するらしい。
そんなわけで、お袋とは昨日の日記に書いた『龍馬伝』の
武田鉄也のべらんめぇ調の台詞を、京橋生まれの真の江戸っ子のお袋と
『ありゃ、聞いていてイライラするよな』などと悪口を言って
他愛の無い会話をして帰って来た。
帰りの車を運転しながら、色々とお袋の闘病生活を思い出して
『神様はちっとも公平じゃない、むしろ神様は不公平』
と思ったりしたんだけれど・・・・・
僕も、どこかで覚悟を決めている。
お袋の残り少ない時間を、穏やかな時間にしてくれたら・・・・
それが今、神様にお願いしたい事かな?
3cmほど切ったんだけれど、随分と軽くなった気がする。
実家の近くにある床屋なので、帰りがけにお袋の様子を見てきた。
裏口に鍵がかかっていて、出かけている様子。
なのに肝心の玄関の鍵は開けっ放し・・・・やっぱり僕の母親ですね。
それでお袋が返って来るのをお茶を飲みながら待っていた。
暫くするとお袋が帰宅。
元気そうに見えるけれど、お袋から『また癌が再発した』と告げられた。
以前なら動揺したんだけれど、もうお袋と癌との闘いに付き合って早くも18年。
この間に、お袋は右胸を切除、その後転移した卵巣を摘出、
その後は再び腹膜に転移して腹膜を摘出。
この時点で、『余命半年』と言われたんだけれど、それから既に
5年が経過して、今は一人暮らしで元気に生きて来た。
それだけじゃない、この18年間に白内障の手術をして、
2度にわたる膝への人工関節の移植とリハビリ生活。
そのたびに病院へ通っていた僕は
『何で神様は、お袋ばかりに試練を与えるのかな?』
なんて、誰にもぶつけられない怒りを感じていたものだった。
そして今回。
今度の転移は、残された左胸へのものらしい。
お袋自身、もう覚悟が出来ているらしく気丈に振舞っている。
お袋も既に84歳。良く頑張って生きてきたと思う。
それで、頑張るのも諦めるのもお袋の意思に任せる事にした。
歳をとって、病気の進行も遅いようだし、幸いな事に今回は
早い段階で見つかったらしく、化学療法で対処するらしい。
そんなわけで、お袋とは昨日の日記に書いた『龍馬伝』の
武田鉄也のべらんめぇ調の台詞を、京橋生まれの真の江戸っ子のお袋と
『ありゃ、聞いていてイライラするよな』などと悪口を言って
他愛の無い会話をして帰って来た。
帰りの車を運転しながら、色々とお袋の闘病生活を思い出して
『神様はちっとも公平じゃない、むしろ神様は不公平』
と思ったりしたんだけれど・・・・・
僕も、どこかで覚悟を決めている。
お袋の残り少ない時間を、穏やかな時間にしてくれたら・・・・
それが今、神様にお願いしたい事かな?