『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

弱いから敗ける。

2014年11月09日 | Weblog

今日は市民大会。
子供用のグラウンドとゴールを使用した8人制の壮年大会。
10月下旬に予選リーグを通過して、今日は準決勝と決勝。

去年、圧倒的な強さで優勝した我々のチームが断トツで優勝候補。

他のチームは、我々に一矢報いるのが精一杯・・・・・
と、我々だけでなく他チームの殆どがそう思っていた。
ところが、慢心なのか?
準決勝で、ミスをつかれて1点を失い、相手はそのまま貝のようにゴール前を固める。
こうなると、狭い子供用のゴールのネットを揺らすのは容易じゃない。
相手が打ったシュートは前後半を通して、その1点を奪った1回だけ。

圧倒的にボールを支配し、攻め立てるのだけれどバーやポストに阻まれ、
相手GKの神がかり的なファインセーブに遭い、ゴールをこじ開けられない。
相手は攻めて来ずに、1点を守りきる作戦。
そのまま、リードを許して20分間の短い前半が終了。

子供用の狭いグラウンドでは、相手との距離が短いために、
浮いたパスは相手の裏に落とさない限り、トラップした瞬間に距離を詰められて
パスコースを塞がれてしまう。いずれにせよ、コートが狭いので難しいです。
当然、ドリブルでは簡単に抜けない。

ハーフタイムに珍しく、ミーティング。
『ワンタッチを意識してボールを止めずにショートパス早く回せ』
『真中を固めているから、正面は無理。相手の裏を外からえぐって真中で合わせろ』
『セットプレーはゴールが小さいから基本的にファーサイドから狙え』
と、僕と参謀役のM宮が皆に指示を出す。

後半はその通りやっているつもりなんだけれど、言ってる傍から、
トラップしたところを狙われたり、苦し紛れのパスを出したりで、
シュートも枠を捕らえきれない。
やっとコーナ―キックから同点にして、後は1点を追加するだけ。
ところがそれも、ことごとく枠に嫌われたり、GKにはじかれたり・・・・

いつしか攻めも一本調子の早い攻めばかりになって、相手も慣れてしまった。
誰かがタメを作って、緩急をつけなくてはダメなのに・・・・
GKをやっていた僕は、イライラして味方を怒鳴ってしまった。
そして1-1のまま、PK戦で決着をつける事になった。

PK戦になって、僕は『負けた』と思った。
うちの方が圧倒的にテクニックもスピードもあるけれど、PK戦になると互角。
むしろテクニックがある分、小細工をして小さなゴールネットを揺すれない事が
過去にも何度かあったから・・・・・
結果は予想通り。うちは最初の1人が豪快に蹴ってねじ込んだ後は、
狙い過ぎて枠を外したり、GKにはじかれたりですべて失敗・・・・
PK戦は1-3で負けが決まった。

皆、2試合やる予定で来たのに、1試合で大会は終わってしまった。
でも、ゲームメーカーの郁也が居たとしても、結果は同じだった気がします。
いま思えば、いつも通り僕に点を取らせる「オーナータイム」にして、
ターゲットをハッキリした方が、却って相手が僕を意識する分、
スペースが作れたかな?って思ったり・・・・それも後の祭り。

PK戦は記録上は引き分け。うちのチームは結成から5年間、
このカテゴリ―の試合では負けた事が無いけれど、いつもPK戦になると負ける。
油断や慢心といった、メンタリティーの問題でしょうね。

でも『負けは負け』
弱いから敗ける。相手の方が強かったと言う事です。
それよりPK戦を含めた、相手GKのファインセーブを褒めるべきですね。
皆、茫然として帰ったところが、負けたショックを表わしていました。
『絶対』という言葉が、世の中に存在しないと言う事を知って、良い勉強になったでしょう。

これで、今年の目標にしていた『全てのタイトルを獲る』は早くも頓挫。
計画して居た新しいユニフォームを買うのは、暫く先にする事にしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする