今日で正月明けの3連休が終わり、明日から普通の生活に戻る。
と言っても、こう云う事は朝から出勤して仕事をしている人たちが言う言葉。
僕のような気が向いた時間に出かけて、勝手に帰って来るような
いい加減な人間の生活リズムは、正月休みの間の生活と変わらない。
唯一違うのは、仕事をしてお金が貰える事くらいかな?
だから自分が担当する仕事が無ければ、事務所に行くだけになってしまい、
車や電車のどちらでも往復3時間の通勤時間は苦痛でしかない。
さて、成人式の今日はひどい話がありましたね。
振袖の販売やレンタルなどを行う「はれのひ(harenohi)」が、
成人式の本番の日になって突然連絡が取れなくなるトラブルが発生し、
夜逃げをして計画倒産をしたとニュースで報じられた。
人によっては2年前から予約して50万円ものお金を支払ったとか。
成人の日に晴れ着を着るのを楽しみにしていた女性やその家族は、
当日になってその事を知り、結局着物を着る事が出来なかった人が多数いると言う。
それでも同業者が救いの手を差し伸べて、何とかなった人もいるようだけれど
年明けからお気の毒な話だなぁと思ってこのニュースを見ていた。
我が家は既に二人の娘が、嫁さんの着物を着て成人式を終えたけれど
こう云う事件の犯人は、今頃高笑いして居るのかと思うと腹立たしい。
僕の時代は早生まれの人間は、下の学年と一緒に成人式だったので僕は出席しなかったし、
そもそもそう言ったお役所がらみの行事に興味が無かったから気にもしていなかった。
今考えてみれば、格好付けないで出席して居れば良かったなぁと思う。
僕は男なので成人式に着物を着たりする事に縁が無かったけれど、
たしか、成人した年の正月は、親に作ってもらった3ピースの
オーダーメイドのパンタロン(その当時は流行って居た)スーツに、
ハイヒールの靴を履いて、晴れ着を着たその当時の彼女と一緒に、
わざわざ原宿の明治神宮まで初詣に行った記憶がある。
普段着で無い格好をする事が、大人になった実感を持たせたのかな?
そういう意味では、成人式で晴れ着を着る事は一生に一回のイベント。
だから、この業者のやった事は絶対に許せない犯罪ですね。
僕が被害者だったら、どうして居たかなぁ?
当事者の親御さんの怒りは、察して余りある気がします。
今の子は、まだまだ就職などで恵まれない環境に居るとは思うけれど、
色々な意味で能力のある世代だと思っている。
どうか自分の夢に向かって、努力を惜しまず、他人の目を気にせず
人生を謳歌して欲しいと思っています。
着物が着れなかったお気の毒な女性たち。
凹んだ分、これから良い事がありますように・・・・
頑張れ!新成人。