今日は62歳の誕生日。
定年退職してから、あっという間に2年が過ぎたことになる。
僕の父親は63歳で他界している。
だから、僕の目標は『親父の年齢まで生きる』事。
そう言う意味では、これから1年間無事に過ごすことが大事。
今朝は、目が覚めて『今日も生きて居た』って思いましたね。
親父は62歳までピンピンしていて、病気なんて思っても居なかった。
それがいきなり、体調を崩し、医師に診てもらったら、
既に末期の癌で、余命半年と宣告された。
そんな事もあって、僕の目標は親父の年齢まで生きること。
子供たちは学校を卒業してくれたので、親として一つのハードルはクリアできた。
親父の事が頭にあるから、人生なんて明日の保証はないと思い、
やりたい事はとにかくやろう、やってみようという人生になった。
生きて行く上で、我慢なんて誰のためにするんだ?
そんな考え方をするようになったのも、早くに親父が亡くなった影響だと思う。
さて、そんな誕生日に劇団の年明け後の初会合がありました。
若手の2人は仕事の関係で欠席しましたが、それ以外は全員が集結。
このメンバーに会うと、僕の考えなんて笑われてしまいますね。
座長を筆頭に、男性陣は殆どが僕より年上。
しかも80代3名、70代2名と60代の僕とM谷さんは、まだまだ小僧です。
特に、僕ら『若手』が『怪物』と呼び、目標としているT巻氏。
80代だと言うのに、ボート競技をやっていて、声も良く通る。
食欲も僕なんか足元にも及ばないほど食べるから、とにかく元気。
そんな大先輩たちに僕の考えを話したら、笑われてしまう。
そりゃそうでしょう。
『怪物』T巻さんが、この劇団に入ったのが僕の年齢だと言うのですからね。
だから、僕ら『若手』はあと20年生きないと駄目だなぁ…
なんて言いながらやって居るのです。
僕が40代のサッカー仲間を『若い奴ら』と言って一緒にやっていますが
それと同じような目で『怪物』たちは僕らを見ているのでしょう。
僕が先輩たちをリスペクトしているのと同じように、
『若い奴ら』なりに、僕をリスペクトしてくれている・・・・・はず。
そんな奴らが『ジジイ』とか『オヤジ』とか言ってくれるうちが華ですね。