『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『弁護士という職業は、時間単価の安い仕事』

2020年03月03日 | ジジイの呟き
2年にわたって争ってきた囲繞地通行権訴訟が、裁判所の判断で和解になり、
やっと訴訟が幕を閉じることになりそうです。

そもそも、この訴訟は僕にとって初めての事。
相手の弁護士が通行権を主張して、僕に迫ってきたのが始まりで、
僕が拒否したら訴訟を起こすけど良いか?なんて、半ば脅しのような事を言われた。
半年もしない2008年10月にいきなり裁判所から
『第一回口頭弁論期日呼び出しおよび答弁書催告状』なる通知が来た。

裁判なんて素人に出来る話じゃない、それならばこちらも弁護士を立てて対抗しようと、
東京弁護士会の弁護士に依頼する事になった。

囲繞地通行権と言うものは元の土地を分筆して切り分ける際に発生する話で、
本来ならば、僕の土地には関係のない話。
ところが、昔の事だから祖父の時代に隣地の家の打破入り口として
庭先を使わせていたと言う事実が有って、それを理由に権利を主張してきたもの。

今回の訴訟で1年以上争って、判決が出た処でどちらが勝っても控訴する。
元々、他人から僕の土地をよこせ!みたいな事を言われ、始まったのだけれど、
面倒くさい上に、これ以上争ってもお互いに損失が増えるだけで、
何のメリットもないと判断して、ならば僕が隣地を買い取る事で『和解』しよう・・・
という事で話を持ちかけたのだけれどね。
ここで使う『和解』という言葉にちょっと違和感が有る。

まぁ、何はともあれ弁護士の交渉でひとまず『和解』が成立しそう。
お陰で、土地の買い取りのため、また借金が増える事になりました。

『今回の裁判は素人には無理』と思って弁護士にお願いしたのだけれど
頼んでみたら、仕事の内容の割に、こんな金額でいいのかなと思うほど、安いですね。
そんな訳で今回の訴訟で
『弁護士っていう職業は、時間単価の安い仕事』
と言う事が判ったのです。
世間のイメージとは随分違うものですね。
良い弁護士に巡り合えたのもラッキーでした。
コメント
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