『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

エネルギー問題:その3

2022年08月09日 | ジジイの呟き
一足先に、今日から夏休み・・・・と言っても僕は毎日が日曜日。
暑くて、何もやる気にならなくて引き籠りの生活の連続です。
部屋に閉じこもってコロナは回避出来るけれど、意外なことに
熱中症になる人のほぼ半分がエアコンを使わずに居た室内で発症しているという。

実は、去年まで室温が30℃を越えるまでエアコンを使わずに居たのだけれど、
今年の異常な暑さで熱中症を心配して、嫁さんがエアコンを使えと煩いので
ここ2か月間近く、出かける時もエアコンを切らないでずっと動かしている。
電気代が勿体ないと思うけれど、熱中症になって入院したら、
そんな節約もあっという間に吹き飛んでしまうので保険と思って居ます。

福島の原発事故が起きて以来、発電は火力の他に、水力、風力、太陽光などの
自然エネルギーを利用した発電に国を挙げてシフトしようとしている。

今日は太陽光パネルに関する問題について思うところを書きましょう。

太陽電池を製造するには材料を溶かす、加工するなどの作業が必要で、
その製造に大量にエネルギーを使用すると、太陽電池の寿命が尽きるまでに
製造時に使った分を回収できず、何のための太陽電池なのか分からなくなる。

製造に投入したエネルギーを回収するまでに必要な時間を
「エネルギー・ペイバック・タイム(EPT)」と言いますが、
今主流の多結晶シリコン太陽電池の製造時に掛かったエネルギーを、
太陽光発電で取り戻すにはどのぐらいの時間がかかるかと言うと、
多結晶シリコン太陽電池と単結晶シリコン太陽電池は約2年(1.8年)といくぶん長い。
逆に考えると、2年分のエネルギーを先取りして使って居ることになりますね。


さらに、多結晶シリコン太陽電池の性能は5年間で2.3%~2.8%劣化する。
仮に太陽電池の性能がほぼ一定のペースで劣化すると考えると、
10年間経つと性能は4.6%~5.6%、20年間では9.2%~11.2%劣化することになる。

劣化した太陽光パネルも、いつかは廃棄することになるので、
大量に出るであろう太陽光パネルの処理問題も出るでしょう。
その点、水力や風力と言った発電は、初期投資に金がかかるけれど、
そういった大量のゴミ処理みたいな問題は少ない気がします。
コメント
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