『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

そう言えば・・・・

2015年06月10日 | Weblog

あれだけマスコミが話題にして、結果的に橋下氏の敗北で終わった『大阪都構想』。
僕は、あれであっさり引退しちゃっていいのかな?・・・・・
なんて、無責任な事を考えていた。

そもそも、この問題には寝深い問題が有る。
投票率67%と言う中で、若い世代の過半数が大阪都構想に対して賛成していて、
反対派は高齢世代が大多数という話だ。
もう現役を退いた人々の声が、未来を考える選挙の結果を左右してしまうのは、
大人として、非常に無責任な感じがしてならない。

今の権益を守りたい議員や役人が『損をする』とネガティブキャンペーンを繰り広げる。
どんな改革でも、100%の人間が得をするなんて事はあり得ないのに、
この先の将来を担う若者の事より、自分たちの権益を優先する。

要はあと20年もこの世に居るかどうか?判らない、現役を引退した高齢者が、
その先も生きて行かなければならない現役世代の将来を決めて良いのか?・・・・
そんな疑問を、いつも感じるのですよ。

僕が組合役員をやる時の書記長が、
『組合も時代と共に変わって行かなければならない』と組合大会で演説し、
更に
『捨てるべきものは捨てる』と、言い切った。
その後、一緒に組合活動をやる羽目になったのだけれど、その時に
『捨てるべきものは何だ?』
と、その時は副委員長になっていた元書記長とよく議論した。

組合と政治は違うかもしれないけれど、発想の元は『改革』で同じだと思う。
だから、僕が役員をやっていた時は、賞与にある『家族手当』って何だ?とか、
海外出張時の支度金をカットしたり、ずいぶんと組合員の『権益』を捨てたものだ。
勿論、捨てるだけじゃなく、代案も用意しての事。
そういった事を、地道にやって理解を得ないと『改革』なんて出来ないものだ。
そう云う意味で、元書記長のやってきた事は大したものだと思うし、
その仕事に関われた自分も、良くやったなぁ・・・・なんて思ったりする。

会社の経営を見ても、同じ事。
いま居る子会社の経営陣は、自分のビジョンなんて持っちゃいない。
持っているのは社長だけ・・・・何とも情けない話だ。
将来を見据えた、人材育成なんてやっちゃいない。
育てるだけの経験や、実力を伴わないから、目先の事にしか目が行かない。
そんな連中が会社の将来を考えられる訳が無い。
自分が在籍して居る時さえ良ければ、その後はどうなっても良いのですよ。

こんな事を言ったら
『そんな事は無い、ちゃんと考えてる…』って言うでしょうね??
それならば、その考えを常日頃から発信できるはず・・・・
嘘を言っても、すぐにばれちゃうのですよ。

以前にも書いた『引き際』とは、『往生際』なのかも知れない?
次の世代に道を譲って、将来を任せると言う事です。
きっと『大阪都構想』は近い将来に実現するでしょう。
そのためにも橋下氏には、政界から引退して欲しく無い人材だと思うけど・・・・
今のままじゃ『じゃぁ、いいよ・・・・止ぁめた!』
と、拗ねた子供みたいになっちゃうぞ!

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