今日は池尻にて、芝居の通し稽古。
昨日は早退したため、フィナーレの振付には参加していないので、
皆に教えてもらって、何とか覚えました。
今日は座長が苦笑いしながら
『生命力というか、エネルギーがみなぎってるんだよなぁ・・・』
と、意外な言葉を言われました。
今回の役は『早く死にたい』『死ぬことだけ考えている』といった
生きる気力を失った老人の役。
自分では、笑わずにつまらなそうな『枯れた人間』を演じていたつもりだったけれど
座長の目には、僕が持っているエネルギーが見えてしまうらしい。
と言っても、どうやったらそういうエネルギー出さないようにすればいいのか?
プロの俳優はそういう部分を出さないように演技するのでしょうが、
そういった事が出来ないアマチュアの自分に、ちょっと悩みます。
でも、『出来ない自分を楽しむ』のが僕の「こだわり」であり、生き様。
「ポリシー」「モットー」「信念」「こだわり」などは
類語ではあるが似て非なるものだと思っている。
「ポリシー」は目的を遂行するための 方針、 「モットー」は信条や座右の銘、
「信念」は自分が強く信じていること、「こだわり」は個人的な執着だと思うし、
これらは言葉として、似ているようで別の意味だと思っている。
そういう意味で『出来ない自分を楽しむ』のは「こだわり」なのかなと思う。
座長から言われた言葉は、ある意味で無理難題を突き付けられている気がするけれど
それを最初から『出来ない』というのは、戦わずして負ける気がして嫌ですね。
でも、体から発散しているというエネルギをどうやったら消せるのか?
消すというより、見せなくする演技なんでしょうけれど・・・・
こういうのは、いつも唄を指導して頂いている石崎先生が
常に『心の在り方』を考えさせられながら歌の指導してくれているので
石崎先生のアドバイスを聞く事が一番良いような気がします。
あと1か月で、座長の期待に応えられるのか?
自分自身のチャレンジとして、楽しみです。