『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

特訓後、少し前進

2024年11月10日 | 劇団ステージドア
昨日は祖師ヶ谷大蔵で夕方5時まで、振付の稽古。
ぞの後、6時半から上北沢まで移動して、石崎先生による特訓。
今回の芝居の中心にいる、僕と女性二人の3人だけの台詞の練習。
というより、芝居をする時の心の置き方を説かれた。

そして圧巻は女性二人の芝居を演じて見せる、石崎先生の『石崎劇場』。
僕と絡むシーンも、女性の役を先生がやると全然変わった芝居になる。
石崎先生の指導は、凄く刺激になる。

現在の劇団は、高齢の座長の負担を軽くするため、基本的なところは
振付の河岡先生と、歌唱指導と演出助手を担う石崎先生のお二人によって、
演出と指導をして頂き、座長がそれを確認する形で稽古が進んでいる。

このお二人は、僕から見ると真逆の指導法。
河岡先生は自身がミュージカル俳優であった事もあって、
コミカルで、さらにドラマチックな演出が多い。
先生の言った通り、演技をしないと
『そんなことやれって言ったっけ?』
と言われて、意外と緊張しながら稽古をしてい居る感じ。
でも、プロの世界では演出通りというのは当たり前の事なんですよね。

対して石崎先生は、河岡先生とほぼ同じように指導する。
違うのは、こうやれ・・・と言わず、
『私ならこうするけど、あとは自分で考えてやってみて』
と、最終的には役者である我々にボールを投げて来る。
これは前日同様に、どんな気持ちで芝居を作ろうとしているのか?
を、僕らに考えさせる指導法です。

僕はどちらが良いかは判らない。
でも、お二人の指導は、我々の劇団に両方必要な指導だと思っています。

今日は昨日の特訓が効果あって、いつもより座長が喜んでいました。
特に女性の芝居が良くなって、芝居のテンポも良くなりました。
少しずつ、前に進んでいる感触がありました。
稽古の動画も、室さんが頑張って撮ってくれたので参考になる。
自分の悪い癖や、活舌の悪さは見ていてガッカリ。
でも、座長の指示や芝居を作る意図が確認出来て助かっています。
あとは、セリフをしっかり言えるようにするだけですね。
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