『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

幾つになっても成長できる

2017年02月12日 | Weblog

僕が参加している劇団は、専用の稽古場を持っていない。
まぁ、巷のアマチュア劇団は皆そうなんでしょうけれど、
そう言った事もあって、稽古場は区の公民館などの、
公共施設を予約しての稽古になる。

今日は1時から夕方5時まで、狭い視聴覚室しか空いていない関係で、
稽古はセリフが全然入っていない人たちだけの『特訓』になり、
全員が集まっての稽古は夕方6時からということになった。

僕は主役と二人だけのシーンを練習したかったので、
志願して1時半から、2時間ほど時間を取ってもらった。
主役はセリフが多く、大変なのは解っているけれど、
それでも、台本が来てから既に4カ月。
この時期になって、まだセリフが全然入っていない主役に
ちょっと苛立ちがあるというのも本音。

今日の特訓組は『3婆』と座長が呼ぶ女性たち。
といっても、そのうちの一人は他の2人の煽りを食らって
ペースが掴めないで苦労している部分もあるのでお気の毒。

とにかく、台本をきちんと読んでいない。
本人いわく『毎日、台本を読んでるしセリフも覚えている』
『家ではちゃんと出来るのに・・・・』と必ず言う。

僕は家で出来ても、稽古で出来なければ
『練習してきていないのと同じ』だと思っている。
それでも、プライドが高いオバサン
『本当は自分は出来るのだ・・・・』って、
『座長の前に出ると出来なくなるのだ』と・・・・

前の会社で、弟子として育てようとした若者が
何でも知っているふりをしていたので、僕は黙ってみていた。
それでも出来ないと、この若者も『忙しくて…』とか
自分が出来ないのは、自分のせいじゃないみたいなことを言っていた。

この若者と、言い訳するオバさんは全く同じですね。
両者とも『出来ないのは自分の努力不足』なんて事は言わない。
僕は若者に
『出来ない自分を受け入れない限り、絶対に次へは進まない』
と、言った事がありました。
その後、僕が退職してしまったので、今はどうなのか?知りません。

僕は『自分は出来る』なんて思ったことは無い。
そういう態度は、物事を舐めている証拠です。
自分は出来ないんだ・・・・だから勉強する。
そういう気持ちがあるうちは、幾つになっても成長できる。

もう成長なんて、オバサンたちには無理なのでしょうかねぇ?

コメント
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