今日は朝のうちに病院へ行って、首のリハビリを受けて
明日、損傷した左肩の腱板の診察してもらうための紹介状をもらって
一旦帰宅してから、いつも通りの昼過ぎに仕事へ行った。
僕の場合、1日に二つの事をやると気持ちの切り替えが上手く出来ない。
その典型的な例が、サッカーの試合の後の稽古。
サッカーの試合をやると、試合内容に関係なく気分がハイになる。
いわゆる『アドレナリン』が出て、興奮状態になるのでしょうね?
そんな状態で芝居の稽古に参加すると、気持ちが切り替わらないで、
芝居に入っても、全然調子が出なかったりする。
そんな経験は、音楽でもそうだった。
だから前の会社では、昼休みのサッカーをやった後に、
シャワーを浴びて気分をリフレッシュして午後の仕事に臨まないと、
仕事が捗らなかったりしたものです。
今日の場合は、首のリハビリを受けた後に痛めている左肩を診て貰って
翌日に両国にある記念病院へ、内視鏡手術の相談をしに行くための
MRIと、CTスキャンのデーターを渡されてから仕事となった。
生まれてから、僕は体にメスを入れた事が無い。
ちょっと不安だったり、そういう意味では気分的には普通じゃなかった。
職場について一息つく間もなく、待っていたように若い衆が資料を見せに来た。
その資料は『会社案内』。
会社の紹介と事業の内容紹介をしたものを、印刷業者に出すためのもの。
それを見て、僕は開口一番『何これ?』と言った。
会社の紹介は良いですよ。住所とか、そこそこの事が書いてあれば・・・・
ところが事業内容についてみると
『こんな事やってる?』っていうような内容が書かれている。
嘘じゃないのだけれど、何だか違和感がある内容。
営業の人間が、お客さんに説明するためのものとは思えなくて
『これで、どんな事をお客様に伝えたいの?』
って質問したら、答えが返ってこない。
すかさず『これ、所長がやれって言ったから作ったんでしょう?』
というと、そうだという。
言われた事をやった・・・・・これって、良く聞く話でしょう。
そういう事を言われると、カチンと来るのが僕の悪いところ。
『こう云うの、ガキの使いって言うんだよ』
『言われなければ、作らずにいたの?』
『なにがやりたいの?』
と、その後は小言のオンパレード。
てな訳で、今日は小言が仕事になってしまった。
そんな小言を言っている自分は、仕事に入る前の気分が、
いつもと違っていた・・・・
それで、いつもよりきつい言い方をしちゃった。
そんな自分がちょっと嫌になりましたね。
救いは、それを聞いた若い衆が、真面目に考え始めた事。
それでちょっと救われた気がしました。