今日は長い時化明けで久しぶりに定置網を起こす。時化明けという事で魚種も量も多い。面白い魚はいないか探したいが水揚げ作業で忙しい。そんな中、オオモンハタが数個体獲れ、活魚で水揚げする。その中に感じの違う個体がいる。尾鰭の後縁は白く縁取られていない。ホウセキハタではと思い写真を撮る。標本用に確保はしていないのだがこの個体は2キロ以上あり値段が高そうである。もう少し小さな個体で十分なので確保するのは諦める。ところが家に帰り撮った写真を見ると体側の斑点の感じが違い、胸鰭も基部に斑点があるだけである。あちこち見ると尾鰭の斑点が上方のみである。そのような種を図鑑で探すが見つからない。ネットで探すとキテンハタEpinephelus bleekeri(Vaillant,1878)という種を見つける。この個体の特徴がキテンハタに一致する。ところが日本での分布を調べるとよくわからない。ネットで調べると日本でも獲られているようであるが報告されていないようである。このキテンハタという名も正式に提唱された標準和名かどうかもわからない。確保しておけばとよかったと年明け早々後悔する。
今日は長い時化明けで久しぶりに定置網を起こす。時化明けという事で魚種も量も多い。面白い魚はいないか探したいが水揚げ作業で忙しい。そんな中、オオモンハタが数個体獲れ、活魚で水揚げする。その中に感じの違う個体がいる。尾鰭の後縁は白く縁取られていない。ホウセキハタではと思い写真を撮る。標本用に確保はしていないのだがこの個体は2キロ以上あり値段が高そうである。もう少し小さな個体で十分なので確保するのは諦める。ところが家に帰り撮った写真を見ると体側の斑点の感じが違い、胸鰭も基部に斑点があるだけである。あちこち見ると尾鰭の斑点が上方のみである。そのような種を図鑑で探すが見つからない。ネットで探すとキテンハタEpinephelus bleekeri(Vaillant,1878)という種を見つける。この個体の特徴がキテンハタに一致する。ところが日本での分布を調べるとよくわからない。ネットで調べると日本でも獲られているようであるが報告されていないようである。このキテンハタという名も正式に提唱された標準和名かどうかもわからない。確保しておけばとよかったと年明け早々後悔する。