今日の水揚げ後、ひと仕事して市場に行くと入札は既に終わっていた。そこにフグが1個体転がっている。見るとドクサバフグである。当然売れない魚なので漁協の職員に話し、標本用に頂く。ドクサバフグは今までに何度も獲れ、何個体か標本登録している。だが、どの個体も大きなものばかりであった。ところが今回の個体は体長が20センチ程で、今まで見た中では一番小さな個体である。今までは写真撮影用の水槽に入らないサイズばかりであったが、今回は小さいので初めて水槽に入れて撮影ができる。だが、今日はちょっと忙しいので撮影は明日に延ばす。海水に浸けておくと眼が白くなると思い、体表が乾かないようにビニール袋に入れて保管する。そしていよいよ撮影時。ビニール袋からドクサバフグを取り出すと様子がおかしい。体側にたくさんシワが入っている。慌ててシワを伸ばしたり、水に浸けたりするが後の祭り。水槽内に入れて撮影はできたものの、納得のいく写真は撮れなかった。それにしてもこのドクサバフグ、段々と小型の個体が獲れるようになってきている。今まではサイズが大きくてシロサバフグとは見た目ですぐに違うとわかったが、小さくなると背面の棘をいちいち確認しなければならない。面倒ではあるが確実に見分けないといけない危険種である。
今日の水揚げ後、ひと仕事して市場に行くと入札は既に終わっていた。そこにフグが1個体転がっている。見るとドクサバフグである。当然売れない魚なので漁協の職員に話し、標本用に頂く。ドクサバフグは今までに何度も獲れ、何個体か標本登録している。だが、どの個体も大きなものばかりであった。ところが今回の個体は体長が20センチ程で、今まで見た中では一番小さな個体である。今までは写真撮影用の水槽に入らないサイズばかりであったが、今回は小さいので初めて水槽に入れて撮影ができる。だが、今日はちょっと忙しいので撮影は明日に延ばす。海水に浸けておくと眼が白くなると思い、体表が乾かないようにビニール袋に入れて保管する。そしていよいよ撮影時。ビニール袋からドクサバフグを取り出すと様子がおかしい。体側にたくさんシワが入っている。慌ててシワを伸ばしたり、水に浸けたりするが後の祭り。水槽内に入れて撮影はできたものの、納得のいく写真は撮れなかった。それにしてもこのドクサバフグ、段々と小型の個体が獲れるようになってきている。今まではサイズが大きくてシロサバフグとは見た目ですぐに違うとわかったが、小さくなると背面の棘をいちいち確認しなければならない。面倒ではあるが確実に見分けないといけない危険種である。