今夜もいつものように港へ夜間採集へ行く。現場に着くと海の状況は良いが小雨が降り出してしまう。本降りになる前に早めに散策する。すると、岸壁に沿うように見慣れない稚魚が数個体群れているのを見つける。タモ網で掬ってみるとメバル属の稚魚である。今年もまたメバル属の稚魚が見つかる。メバルの仲間はここ鹿児島では非常に珍しいのだが、昨年この港で稚魚・幼魚を採集しており、2年連続で採集となる。一度に数個体採集できてしまうが、メバル属は非常に少ないので、今後の成長も見たい為、2個体のみ標本用に確保し、後は放流する。また、その後、ほかに何か居ないかと別種を探していると、小さなイワシのような魚を発見しタモ網で掬う。すると大きな魚が一緒にタモ網に入ってしまう。見ると稚アユであり驚く。その姿は既に親魚と同じであり、誰が見ても直ぐにアユとわかる。だが、まだ時期的には早い気がするが、最近はアユの稚魚を見掛けなかったので今期は成長が早いのだろうか。
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メバル属稚魚
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稚アユ