お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

地元初の魚類調査

2018年12月16日 | 魚ボラ
 鹿児島大学魚類分類学研究室では薩南諸島を含め、鹿児島県内各地で魚類調査を行って来ている。そして今回、遂に我が漁協海域での本格的な魚類調査が行われることになる。今回は当初3日間の予定で組まれたが、天候が荒れる予報となり、今後の調査はどうなるか定かではない。今日はダイビング採集、釣り採集の2班に分かれ、私は釣り採集の班で船の舵を握ることになる。波風は無いものの、雨が降る天気となる。船で沖へ出て、みんなで釣り採集を行う。半日釣りを行い夕方になり終了。釣りでしか手に入らないような魚を期待したが、殆ど定置網で獲れる魚となる。夜は施設に移動し、標本の登録作業を行う。そこでダイビング班の収集した魚を目にする。すると、ダイビングでしか採集できないような魚が多数おり、私も見た事のない魚がいくつもあり、面白い採集結果となる。気温が低く、ダイビング班の学生は寒かっただろうと思うが、海水温は高い為、逆に我々の釣り班の方が合羽は着ているものの、雨に当たりながらの釣りで体が冷え切った感がある。標本登録作業は深夜まで続くのである。


ハマフグ



イトヨリダイ



チダイ




最後にオオモンハタが







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