最近は夜でも暖かくなってきた。そこで今日は今年初の夜間採集に行く。場所はいつも夜間採集を行なってきた港。丁度、大潮の干潮時だったので、港の半分ほどが干上がり歩くことができる。普段なら岸壁に着く魚を探すのだが、今回は普段は探すことのできない干上がった海底を散策する。砂地なのでアカエイやネズッポ類の姿が見られる。中でも一番多く見られたのがこのハゼの仲間。たくさん集まっているがタモ網で掬うと素早く逃げ、1~2尾程しか捕れない。その採集した個体を持ち帰る。とりあえず生態図鑑である程度の同定を試みる。だが似たような種が多く分からない。検索図鑑を使っても恐らく分からないだろうと勝手に判断し、同定を諦める。港内にはたくさんいたので普通種と思われるので、同定は魚ボラの学生に任せる事にして写真を撮るだけにする。だがこの写真も臀鰭の鰭立てに失敗してしまい、今回の夜間採集は散々な結果となる。
後日、ヒメハゼと同定されました。
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