今日は時化予報だった為、強風が吹いて来る前に定置網漁を操業という事でいつもよりも早い時間に出漁。それでも早くから風が吹いて来て時化の中での操業となる。船が揺れる中、大ダモで魚を掬い選別台へ降ろされると大きな黒いエイが出て来る。まだ辺りは暗く、更にエイ自体も黒くわかり難いのだが体盤に白い小斑点が破線状に並んでいるのが確認出来、ホシエイだと直ぐにわかる。ホシエイはここでは珍しいうえ獲れたとしても大き過ぎて魚ボラの標本用に確保していない。その為、薩摩半島沿岸の魚類図鑑(ブログ2022 2.25)にも標本写真ではなく水族館で撮影されたものが使われている。いつもは本船のクレーンを使い揚げるのだが今回の個体は大ダモに入るサイズであり小さく標本用に確保する。今日はクリスマスという事でプレゼントに珍しい魚を期待していたのだが、このホシエイが一応クリスマスプレゼントとなるのだろうか。小さいと言ってもうちの冷凍庫には入らない。大学へ走ろうかとも思ったが今日はクリスマスという事で学生も居るかわからない。漁協の冷蔵庫に入れて置いて後日持ち込むことにする。
ホシエイ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます