今朝、いつものように新聞を見るとコンゴウテンジクダイの記事が載っている。先月終わりに日本動物分類学会誌の発行により標準和名「コンゴウテンジクダイ」が提唱された。これは以前から魚ボラの学生が言っていた事で、アオスジテンジクダイの中に尾柄部の黒色の帯が直線ではなく、丸まっている個体がいると教えられていた。しかも私が今までに標本登録したアオスジテンジクダイが全てこれに当たると言う。さらに私が今まで写真に収めたアオスジテンジクダイも全てこちらであった。ようやく論文が投稿され2種に分かれる。でも、これでここで得られた個体は全てコンゴウテンジクダイとなり、アオスジテンジクダイは未採集となる。これから注意深くアオスジテンジクダイを探さなければならない。
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