今日は定置網漁で大きめのマダラエイが入網。大きめと言っても船のクレーンを使う程ではなさそう。標本用に確保するかどうか悩む。標本用に確保する為の条件として尾部も棘も切り落とされていない完全体である事と容器に入れて一人で車に積むことが出来、更に当日大学へ持ち込む事が出来る事である。3ヶ月前にも同じくらいのサイズが獲れたのだが、その時は用事がありスルーしている(ブログ2023 2.15)。今日も夜に会議があり大学へは持ち込めそうにない。だが、どこかで妥協しないと標本確保は出来そうにない。明日なら大学へ走れそうなので、取り敢えず船の中に生かしておき明日大学へ持ち込もうと考え、今日は船の活け間で泳がせておく。ところが今朝は定置網漁の操業時間がいつもよりも早い時間に行った為、仕事の終わる時間も早かった。更に明日は夕方から奉仕作業がある事を思い出す。どちらかというと明日よりも今日の方が時間に余裕があり、今からなら大学へ走っても夜の会議に十分間に合いそうなので急いで船に標本を取りに行き、大学へと走る。幸い大学に到着後もまだ2時間程は時間に余裕がありホッとする。あとは学生達に洗浄や撮影、標本登録をしてもらい、遂にいつもサイズがデカ過ぎてスルーして来たマダラエイを標本登録することが出来た。そして色々とバタバタはしたが夜の会議にも間に合い、今日は事なきを得る。
マダラエイ
鹿児島大学
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