今日は魚ボラの日。先週は2回目の屋久島調査後であり、またマレーシア留学していた学生が帰国したので魚の写真や標本を見るのを楽しみにしていたが学習会であったので時間がなく、見ることができなかった。今回はゆっくりとそれらを見たいので、あえて標本を持ち込まず参加する。行くと標本登録作業はなくマレーシアと屋久島の魚の写真を見ることができた。また、今回の魚ボラの作業はそのマレーシアの魚の標本整理を行なったので、標本を手に取りじっくりと観察することができた。標本を科ごとに容器に別けたのだがマレーシアの魚は日本の魚によく似ており、図鑑などを参照することなく別けることができた。標本は既にホルマリンで固定済みであったので体色が抜けていたので、これが生の状態であったらもっとカラフルだったのかなと思う。面白いのがヒラアジ類が日本産と比べるとみんな頭でっかちであった。マレーシアの魚は日本の魚に比べると大きくならないそうである。マグロの仲間コシナガの標本があったが、鹿児島で獲れる幼魚サイズの個体であったが鰭は黄色く既に成熟しているとの事。アジ科魚類は日本で確認されていない種がこちらに流れてくる可能性があるので、今度魚ボラに行ったら特にマレーシアのアジ科魚類を調べておきたい。
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