MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

新政権発足1ヶ月の評価は?

2009年10月18日 | 国際・政治

新政権発足して1ヶ月が過ぎて、マスコミ各社の世論調査が実施されたり、テレビなどでの評価が論じられている。

特に、予算編成段階において、補正予算の見直し、来年度予算の概算要求などの過程においては、厳しい意見も多い。

政権交代については、概ね良好のようであるが、政策実現に関しては、懐疑的な見方が少なくないそうである。

報道などを見る限り、新政権の姿勢は、マニュフェスト優先のパフォーマンスばかりで、この先への期待より不満が多い。

補正予算の見直しでは、政策の評価も公表せずにとにかく3兆円ありきで、『ムダ?』と称して乱暴にぶった切り・・・・・

前原国交相も、民主党では最も良識派と信じていたが、八ッ場ダムへの姿勢にもガッカリである。

来年度予算の概算要求でも、とにかくマニュフェスト優先で、過去最高の95兆円を超えて、国債を発行するという。

民主党が掲げたマニュフェストは、もともと財源の裏づけがないと選挙中から、指摘されていたにも拘らず、

ただただ マニュフェスト優先で無謀な予算をつけるようだある。

既に、この国の財政は破綻状態であるのに、さらに借金を増やして後世へ付け回しして、財政再建の道筋すら示さない。

この財政状態は前政権の責任であるとして、責任転嫁して解決するものではなく全く無責任と言わざるを得ない。

マニュフェストもばら撒きばかりで、「国民」は、マニュフェストだけで投票したわけでは無い筈である。

民主党は、選挙前から「国民、国民」と言ってきたが、この「国民」とは、誰をさすのか?

民主党を支持するものだけなのか?

バラ撒きマニュフェストの「こども手当て」「高速無料化」などは、テレビ報道などを見ているかぎり、

「お金をくれるなら賛成」とか、「只で利用できるなら賛成」とか、全く自分の損得ばかりでしか考えていない。

バラマキのツケは、一体誰が負担するのか? その議論すらしていない。

「国家戦略室」とかは、名前だけで何をやっているのか?善良な「国民」には、全く判らない・・・

その責任者の言葉も、事もあろうか、『コンクリートから人へ』とは、何たる表現か?

受け狙いばかりで、品格のかけらも感じられない。

国の根幹となる、予算以外の外交や安全保障では、閣内でも信じ難い発言や食い違いが出ており、不安が一杯。

もともと支持層が1%もいない党の党首の発言がそんなに重いのか?

これでは、政治家主導の政治なんて任せられない。

この国の針路を間違えないためにも、しっかりと高い目線で舵取りをやってもらいと願うばかりである。

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