今年を締めくくるトライアスロンの日本選手権が、東京・台場で開催されたので、朝からお台場へ走った。
春から各地を転戦してきたが、今年の雌雄を決する『日本選手権』であるので、エリート選手から学生選抜選手など
男女の実力派が約130人が揃っての見逃せない大会である。
先の横浜での国際トライアスロン大会も、大変盛り上ったが、この日のお台場にも、大変なトライアスロンファンが集まった。
いつものお台場は、家族連れや若い人で賑わっているが、この日は、サイクリストやランナーなど全く雰囲気が違っている。
家族全員でトライアスロンを楽しんでいるので、それぞれの思い入れもあり、家族で応援に出かけてきた。
スイム・バイク・ランでの各選手の活躍振りに、コース上を場所を移動しながら、予想を超えるレース展開に興奮を覚えた。
この日のお台場は、スイムコースも非常に穏やかで海水も美しく、バイクやランコースも絶好のコンデイションだったようだ。
スイムの後は、バイク7周、ラン4周と周回コースになっており、何回も選手の姿に接しながら応援できて、
レース展開が読めるので、非常に興味が湧き興奮を覚える。
女子では、実力No.1の井出選手がスイムの遅れを得意のランで頑張り、最後まで競り合いを制してさすがの活躍。
男子では、スイムから予想通りの展開になっていたが、バイク周回でのファーストパックが、4周目から崩れて、
やはり実力No.1の田山がランでも抜け出して、多くの地元応援団の拍手を浴びていた。
一方、期待していた山本淳一選手が、バイクでは1位の活躍で、必死に声援を送っていたところ、ランに入り失速・・・・
ランは、殆どジョグ&ウオーク状態で、ゴールまで辿りついたが、聞けば引退レースとして臨んでいたようだ。
完走率も女子で6割強、男子で7割強だったそうであるが、厳しいレースを目の前にして益々トライアスロン競技にハマった。
ゴール地点近くのNIKKO HOTELでは、レースを眺めながら結婚式が行われており、お祝いの鐘が鳴り、大拍手を受けていた。
お台場公園の『自由の女神』も、レース展開に興奮したのか、微笑みを表わしているようだった。