クライマックス・シリーズ(CS)で、原巨人がド派手に完勝して日本シリーズへの連続出場を決めてくれた。
朝から、スポーツ紙を求めて駅頭へ走り、勝利の楽しみを実感している。
初戦に思わぬつまずきで、先手を許していたが、負けるはずの無い相手に、順当に一気に3連勝して竜を飲み込んだ。
CSシリーズなんて可笑しな制度だと思うが、人気回復のために取り入れた制度故に、戦わねばならない。
レギュラーシーズンで、12ゲームを離して独走している優勝チームが、もしもCSシリーズで逆転があれば、
レギュラーシーズンの優勝の価値は何だったんだと思うが、勝負は水物 何が起きるか判らない。
レギュラーシーズンでは、ボコボコに完勝したあの監督には、「本当の勝負はこれから」と言わせていたが、
負ける筈がなく、つないでつないで最後は大砲でドカンと息の根を止めてくれた。
戦前には、グライシンガーが、内海が欠ける中で不安もあったが、みんなでカバーしての戦いには、穴が無かったと思う。
試合途中には、孫からテレビ電話が入り、『応援旗を振って、ガンバレガンバレ ジャイアンツ』と、声援してくれたのには、
思わず涙が出て、いつの間にG党になったのかと喜んだ。
谷がグランドスラム、越智が最悪のピンチに主軸を連続三振に、脇役の脇谷が最優秀へと全員野球が実を結んだ。
いよいよ最後の山が、強敵日本ハムとの日本シリーズであり、昨年の屈辱を晴らして欲しい。
その頃に、友人や知人から次々と、『おめでとう』とお祝いメールが届いた。
シリーズ前のWBCでは、選手派遣を拒否したり、チーム編成にイチャモン付けたのは、どこの監督だったのか?
そんな思いもあり、レギュラーシーズンを見てきたが、その答えを見たようである。
新聞報道をみて、報道陣に「適当に書いてくれ」とか強がりを言ったり、「就職をお願いします」とか、
強がりやジョーク?で、受け狙いばかりで、言う事が可愛くない。