MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

第83 回選抜高校野球大会開幕

2011年03月24日 | スポーツ

巨大地震の影響を受けて、被害地で懸命に生きるために努力されている被災者を思い、開催が危ぶまれていた「第83回選抜高校野球大会」が昨日開催された。 

開催に当たっては、関係者は様々な影響を考慮して決断までに大変な苦悩があったようであるが、開会式も簡素化し、試合中の鳴り物やブラスバンドでの応援を控えて、開催にこぎつけたようだ。

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開会式では、注目された選手宣誓も『 私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。・・・・「がんばろう!日本」・・・・全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います 』と、被災者にも勇気を与える素晴らしいものだったと思う。

今大会の主役は、当然、被災地から出場する東北地区代表の宮城県代表「東北高」になっており、開会式では、いきものがかり「ありがとう」の曲に乗って力強くグラウンドを踏みしめて行進する東北高にスタンドから大拍手で迎えられ、テレビの画面も独占していたようだ。

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今大会のスローガンは、「がんばろう日本」で、被災者の方々に元気や感動を与えられるような大会にしたいという主催者側の意図も見えて、この国難に国民全員が立ち向かうべく勇気と感動を与えてほしい。

当の東北高の監督は、「今は野球のことは何も考えられない・・・・」とコメントされていたが、国民からの熱い想いを受けて、被災者や国民が感動を受けるプレーを見せてほしい。

大会も2日目に入り、熱戦が続いているが、優勝候補の一つとの評価を受けていた神奈川の雄である「横浜高」は、1回戦で早くも完敗を喫していた。

昨年夏の選手権決勝戦で涙をのんだ「東海大相模」も、優勝候補に挙げられており、関東代表としてのプレーと結果を期待して応援していきたい。NHKのテレビ中継放送も、中継によって消費電力が増えることを考慮して、東北・関東地方は16時までで打ち切られたが、東北高の中継は例外扱いになったようだ。

また、プロ野球も開催日をめぐり、セ・パ同時開催が先ほど決定されたと速報が流れていたが、プロ野球は、ドーム球場での開催が多く節電効果に疑問が投げかけられており、長期に亘るリーグ戦故に、ファンのひとりとしてやきもきしながら動向を見守っているところ・・・

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報道では、ソロバン片手だとか、娯楽志向の野球をやってる場合かとか、球団と選手間で意見の食い違いなど、様々な論争が出ているようであるが、ナイター縮小などの節電や被災地への支援などを工夫して勇気を与える試合を行うことは意義あると考えている。

選手たちの「今野球なんてやれる気分じゃない」とか、球団の「夢を与えるため・・・」とかの論争もあるようだが、何もしないのではなく、ファンに支持されるように工夫の余地はいくらでもあると思うが・・・それがプロである。

【添付写真は、テレビ画面より】

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