今年も恒例の湘南台高校吹奏楽部(White Shooting Stars) の第12回コンサートが藤沢市秋葉台文化体育館で開催され、多くの市民やファンが集まり感動を得た。
湘南地方では、湘南台高校と言えばマーチングバンド、マーチングバンドと言えば湘南台高校の代名詞となるほど、有名となり市民の誇りともなっている大きな存在となっている。
今回は、東日本大地震の発生により開催が危ぶまれていたが、コンサートの規模を大幅に縮小して『被災地復興応援コンサート』として、時間帯もお昼に変更されて開催され、開場前から長い列が出来ていたほど、市民にとっては待望のコンサートでもある。
湘南台高校吹奏楽部(WSS)は、マーチングバンド全国大会で6年連続で金賞以上を受賞し、2008年には、高校生部門でグランプリ、文部科学大臣賞を受賞しており、全国にも名を轟かせる名門校である。★☆★
開演時には、広い体育館はバックスタンドも含めて約2400人の観客で一杯となっていた
コンサートは、1年の総決算として行われており、約140名の吹奏楽部の一糸乱れぬ演奏・演技・行進には、吸いつけられる迫力がありました。
マーチング独特の歩みや陣形の組み替えなど、見事にシンクロナイズされた動きには、素晴らしいものがあり、さらにペットやドラムの迫力ある演奏にも感動しました。
卒業生42名が紹介されてのセレモニーも行われたが、この3年間の想いは想像できない万感募るものがあるだろう・・・・
最後には、金賞を受賞した時の演奏曲「星に願いを」を会場一杯のマーチングで演奏されたが、大地震被害の災害復興がいつか叶うことを願っているのだろうか、思わずその心を感じて涙が出る程の素晴らしい演奏・演技が披露されていた。
プログラム終了後は、観客の拍手が成り止まず熱いアンコールに、全ての想いを込めて再演奏で応えてくれたが、高校生の演技とは思えないマーチングであった。
演技の数々は、バックスタンドからの撮影ですが、写真でじっくりとご覧ください。