砧公園・大蔵公園からオープンしたばかりの「目黒天空庭園」へ立ち寄って見ました。
首都高の大橋JCTの屋上に、国立競技場と殆ど同じ大きさでループ状の道路の上に造られた珍しい形状の庭園でした。
目黒大橋際のプリズムタワーからエレベーターで天空庭園に出ると、これが首都高の上とは思えない空間が拡がっており、新しい庭園を春の陽をたっぷりと受けて散歩を楽しめますね。
回遊式の庭園には、植えられたばかりの芝生や樹木が若芽を吹いており、夏にも木陰が出来るのでしょう・・・子ども達が走り回っていました。
最上部の東口広場には芝桜が咲き、展望台からは富士山も望めることが出来るそうで、開放感一杯でした。
展望台のさらに奥のループ内の喚起所の上には、昔の目黒川をイメージした「おおはし里の杜」があり、一般開放されていませんでした。
また、ループ状の天空庭園の中央部は「オーパス(O-Path)夢ひろば」が出来ており、アスレチック広場のようですね。
富士山も望める都会の天空の広場は、また新しい東京のランドマークとなりそうで人気のスポットになるでしょう
庭園の頂上のクロスエアタワーからは、東京タワーも望めましたが、スカイツリーはこの日は望めませんでしたが、障害となるビルの陰になっているのでしょうか?
大橋JCTは、首都高渋谷線と中央環状線を結ぶ施設で、高低差が約70Mもある建物の中に、一周400Mのらせん状の連結路が4層構造に重なっているそうで、壮大な施設でした。
庭園の最上部の先には、首都高3号線へつながる道路が延びています。
一度、近々走ってみたい誘惑を覚えますね
帰路には、246号線へつながるオーパスブリッジへとスロープを下りていくと、246号線への入口箇所を見られましたが、不思議な曲線のアート作品を見るようです。
246号線へとつながる広場には奥ノ院と呼ばれるエリアがあり、高速道の日陰となることから日陰に強い緑が植えられており、演出がこまやかですね。
天空庭園を散策しながら、このJCTという構造体をここまで近代技術の粋を結集した施設にする日本の素晴らしい技術に誇りさえ感じます。
天空から眼下に見える目黒川には まだ桜並木が咲き誇っていたので、今年2回目の花見散歩でぶらついてみた。
目黒橋では、散りゆく桜をバックに、どこかのモデル撮影が行われており、カメラマンの放列が見られましたが、桜は絵になりますね・・・
目黒川沿いには、平日でしたが見納めの花見散歩を楽しむ花見客が多く、川面には散り始めた花びらで花筏が出来ており、優雅な日本の春の光景がみられました。