春の嵐が吹き荒れた後、台風一過のスケッチ日和となり仲間と平塚八景の「八幡山公園の洋館」へ出かけてきました。
以前にも描いていたが、春の陽を受けて光り輝くこの洋館はその外観が素晴らしく、どこから見ても画になる魅力的な建物です。
八幡山公園は桜スポットでもありますが、桜も終わり新緑に覆われて芝生公園は、街のオアシスともなっているようで、この日は春の陽も暖かさを感じていました。
緑の屋根や塔の形、アーチ型の窓など、どれを見ても歴史的な風格を感じるものがありました。
午前中には、芝生広場からベランダ側を望む遠景に挑戦していると、広場で散歩中の2歳の可愛いお子さんにへ筆を取られて、紙面一杯に色付けを助けてくれました
一枚描き上げて振り向くと、背面には春の姿とは思えない富士山が雄大な真白き姿を見せてくれていました。
また、背後には、過って空襲に遭遇し復興した「戦災復興事業完成記念碑」があり、復興のシンボルとなっていました。
また、腰を下ろしていた頭上には、クスノキの新芽が吹き出して春の陽を浴びて青い空に映える美しさに見惚れていました。
さらにクスノキの巨木が、枝ぶりも見事で何とも言えない蛸足のような曲線と樹皮の描く空間は、素晴らしいアートの世界を創りだしていた。
午後の作品は、東側から描いてみたが、腰痛に悩まされて何とも力のないものになってしまいました。
スケッチの前後には、平塚のパワースポットでる八幡山の隣にある平塚八幡宮に立ち寄ってきました・・・・【続く】