春寒の日が続き桜のみならず全ての生き物がその活動に狂いを生じているようですが、我が老体も例外ではなく、冬物を取り出して走りたくも走れない日が続いていました。
ようやく春の嵐のような雨風を脱して快晴となり、ねぐらを飛び出して久しぶりのジョグで、「引地川・フジ史跡ロード」巡りをしてきました。
我が藤沢の市の花である「フジ・藤」が、市内の多くの「引地川」と「境川」沿いの公園に咲いており、史跡や寺社を訪ねる散歩道として整備されているが、この日はマイコースの「引地川・フジ史跡ロード」を巡ってみた。
この日は、我が家近くの「二番構公園」からスタートしていたが、L字型の藤棚にはまだ開花したばかりのようで、やや寂しい状況でした。
次に、これまでも開花チェックに訪れていた「大庭城址公園」の花の広場の藤棚は、園内でも最も早い開花となっており、新緑の香りとともに甘い香りを放っていました。
芝生広場を囲むようにあるパーゴラのフジも見頃を迎えており、棚の陰で香りとお茶を楽しむ散歩人の姿も見られました。
園内を一回りして引地川親水公園へと走り、天神橋から遊歩道を進むと、こちらには約130Mの藤棚が連なり開花したばかりのようです。
遊歩道の丘の上にあるお気に入りの富士見スポットには、見頃となった濃い藤色のフジが見事で、これから花が垂れ下がるようです。
さらに、引地川遊歩道を下り引地川緑地を経て 「長久保公園」の花のプロムナードにはマリーゴールドが咲き誇り、いろいろな花が盛りを迎えていました。
豪華な藤棚も見頃となっており、花房がたわわに垂れ下がっていました。
さらに、八部公園へと向かったが、こちらはやや開花が遅いようで、折り返して引地川を戻り小糸川の合流点には、小ぶりながら春の陽を受けて色合いも香りも美しい姿を見せています。
小糸川を経て舟地蔵公園では、シンボルのメタセコイアの新緑が芽吹き大花壇にはストックや春の花が美を競い合っていました。
この後、フジの楽園である名所の「端山藤園」へと向かいました。
【明日へ続く】