この日も肌寒さを覚える朝となっていたが、新学期が始まり通学路で児童たちを交代で見守る活動隊として、校門近くの交差点で児童たちを迎えていた。
新一年生にとっては、通学を始めて4日目となるが、声掛けと挨拶を通じて日一日と不安そうな顔から楽しそうな顔に変わっているのを実感している。
朝の声かけ・挨拶は、子供たちにとっても新しい仲間との触れ合いがあり、緊張感と安心感を抱いて校門をくぐり一日のスタートとなるが、見守り隊にとっても触れ合いから元気をもらえる機会ともなっている。
登校した児童たちは、校庭に出て新しい友達とのボール遊びを楽しんでいるが、校庭一杯に叫び声をこだまして飛び回っている姿を見ていると、新しい世界が膨らんでいるのが見えてくる・・・
校庭内のソメイヨシノは、既に葉桜となっていますが、校庭の一角には八重桜が一本だけ満開となり子ども達を見守っていました。
子ども達の登校を見届けてから この日は舟地蔵公園から大庭城址公園へとぶらりと散策してみたが、館址広場の一角には過っての大庭城址記念碑や名残りの石造塔が残されている。
花の広場では、桜やモクレンに代わって早くも市の花である藤の花が開花しており、新緑と共に甘い香りを発して、華やかさを披露していましたが、毎年賑わう「フジロード」イベントまで持つのだろうか?と心配するほど早い開花となっていました。
芝生広場にある藤棚の大木は、開花までまだしばらくかかりそうですが、しっかりと蕾が膨らんでいます。
また、芝生広場の主役である3本のメタセコイアも新緑の葉を纏って樹形を形作っており、着実に新緑の季節への移ろいを感じて生きる力が湧いているようです。
公園下の広場では、春の嵐に耐え抜いた満開の八重桜が最後の美を誇っていました。