相模川のGW伝統イベントである「相模の大凧まつり」と「泳げ鯉のぼり相模川」へ今年もサイクリングで出かけてきました。
海老名から相模川の相模三川公園に入り左岸のサイクリングロードを走り、座架依橋上流の河川敷会場へと向かうが、三川公園もGWとあって水辺などで遊ぶ家族連れで大変にぎわいでした。
会場の新磯河川敷には、大凧を多くの観客が取り囲み、その大きさや迫力に圧倒されていましたが、8間凧(14.5m角)は重さ約950KG、綱の長さ200mという日本一の大凧と言われています。
揚げられる前に披露されていましたが、近くで見る大凧は竹の骨組みに和紙を張り合わせて作られており、100人近い揚人達で凧揚げの準備が進んでいました。
補強材を取り外しながら準備が進められていくが、約10cmもある竹組のしなやかさにも驚きでした。
会場には、約100匹の大小の鯉のぼりが勢いよく泳いでいましたが、大凧揚げには10m~15mの風速が必要だそうで、鯉たちがほぼ水平になれば風速が10m/sを超えるそうです。
雲一つない青空を泳ぐ鯉のぼりの姿も何とも言えない美しく、子供の成長を願う日本の風景ですね~
鯉のぼりの下では、地元の相州太鼓の力強い演奏が行われ、祭りの雰囲気を盛り上げていました。
午前中は、風の勢いが弱く風待ちの状態が続いて揚げ人も手持無沙汰だったようですが、凧を引く綱の太さは直径約4cm、長さ200mとその規模も桁違いです。
主役の大凧が揚がるのを待つ間も、個人の色々な凧が揚げられていますが、中でも主役を奪うような凧揚げならず「蛸」が揚げられていました。
午後になって南風も強くなり、5間凧が大空に舞い上がりましたが、今年の題字は干支の馬のように勢いよく上向きになることを願った「駿 風」となったそうです。
続いて8間凧がふわりと舞い上がると、会場を埋め尽くした観客から大声援が湧き起こっていました。
長さ80mの凧の足が地上から浮いて約100mにまで揚がり、揚げ人が手を離して成功すると、万歳\(^o^)/の掛け声が上がって会場の雰囲気は一変していました。
ロープから手を離してふわりふわりと滞空時間は、14分23秒でしたが、いい風を受けてのグッドタイミングでした・・・
鯉のぼりと8間凧・5間凧・6間凧が勢揃いして相模川河川敷の新戸会場、勝坂会場、磯部会場など4会場でもそれぞれの凧があがり、端午の節句を祝う相模川の風景が出来ていました・・・・