MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~越前大野城

2014年05月31日 | 旅行記

ふるさと福井へ出かけ、「北陸の小京都」と言われる越前大野まで足を延ばして城下町をぶらりと散策してきました。
福井からのバスを六間通りで下りると、大野城や御清水(おしょーず)のレリーフがあり、おもてなしの心が伝わってきました。

Img_9252

結ステーション前からは、明治の初期に建てられていたという時鐘の先には、亀山の山頂に天空の城・大野城が聳えており、朝霧の発生時には雲海が出来て日本のマチュピチュと言われる竹田城跡に劣らぬ情景が観られるそうですね・・・・

Img_9254

県史跡の柳廼社の参道を経て亀山公園の南登り口へ向かいますが、市内の小学生の野外学習でしょうか?歓迎の言葉を掛けられました・・・

Img_9255

城門から亀山公園の曲がりくねった遊歩道を進みます。

Img_9257

緑濃い遊歩道は両側が高い石垣が出来ておりますが、濠のようなものはありません。
あちこちに「害虫に注意」の看板がありますが、思わず目の前に毛虫が現れてビックリでした。毛虫らしい害虫は、遊歩道のあちこちで顔や頭付近に出没し、周りの風景に目を向ける余裕がない程で、首筋にも何回が纏わりついて正直恐怖でしたね

Img_9258

曲り遊歩道を短絡する階段もあり、階段脇にはヨットを描いたレリーフの入った大きな石碑が建っていますが、由緒は判りませんでした 

Img_9259

階段の先の休憩所には、城主の一人だった土井利忠公の銅像が建っています。

Img_9262
その先の新緑や紅色のモミジに包まれた階段を進むと、天守へと繋がっていました。

Img_9263

本丸下の緑に囲まれた曲輪には、立派な越前大野城の石碑が立っていました。

Img_9278

天守から望む小天守の先には、越前の山々や大野盆地の眺望が美しく望めました。

Img_9266

天守の中では、歴代の城主の遺品や資料が展示されていっましたが、中でも駕籠や武具などの展示品は貴重なものでした。

Img_9269

天守から東側の曲輪広場に出ると、駕籠坂や天守・小天守などを臨める絶景ポイントがあり、時間あればスケッチしたいモチーフですね。
この石垣は、野面積みという自然石を加工しないで積み上げる独特の形式の石垣だそうで、皇居の濠などでは見られない趣ある外観でした。

Img_9275

曲輪の一角には、信長の信頼を得て大野城を築城し、城下町を造った金森長近の銅像が立ち、時代背景も判りませんがその表情は世渡り上手の人相を感じていました 

Img_9276

休む間もなく百閒坂を駆け下りて次のスポットの御清水へと向かったが、期待以上の郷土の歴史観を感じていた。

Img_9279

大野城から御清水、街中へと散策を続けます【続く】

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする