MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

藤沢浮世絵展

2017年11月02日 | 絵画
芸術の秋を迎えて藤沢浮世絵館の新しい展示「湘南と明治・大正・昭和の画家たち」が始まりました。
今回は、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで、68点の名品が展示されています。

東海道五十三次コーナーでは、歌川広重の「人物東海道」の作品28点、日本橋から袋井までの名所人物絵が展示されて、改めて各宿場を描いた浮世絵の素晴らしい絵図が観られました

歌川広重の「五十三次 藤澤」の雪降る藤沢の絵図です。

「五十三次 原」の道中で一休みする美人です。

「五十三次 江尻」の雨降る中での田植作業に取り組む農夫の姿です。


藤沢宿コーナーでは、「旅する人々の姿」の北斎の東海道五十三次から神奈川の宿場風景や北斎漫画の抜粋作品や渓斎英泉など13点が展示されています。


美人東海道の愛称で呼ばれる女性の艶姿と江ノ島の一の鳥居を描いた藤沢宿の代表的な絵です。

江の島コーナーでは、二代歌川豊国の「名所八景」シリーズの10点が展示されています。
浮世絵では、富士山に次いで一番多く江の島詣での光景が描かれていますが、時代の背景が理解できますね~

企画展示コーナーでは、明治・大正・昭和の時代に活躍された画家たちが描いた作品17点が展示されています。

江の島を背景に洲鼻や美人を描いた光景も現在の江ノ島海岸と同じですね~




稚児が淵海岸の岩礁の白波と富士山の光景は、現在も江ノ島の名スポットとなっており、kormanの大好きなスポットです。

現在の稲村ケ崎から望む江の島と富士山との富士見百景の風景は、今も変わりませんね。


多くの名作を観て湘南藤沢の富士山や江の島の光景が、江戸時代から今日まで人気スポットとなっており、旅人気分となっていました。


コメント (2)
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