MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ブラ散歩~横浜馬車道

2019年02月18日 | まち歩き
横浜中華街の春節祝舞遊行を観てから、中華街から横浜の歴史の街「馬車道」をブラ散歩してきました。

馬車道は、横浜開港時に混乱を避けるために吉田橋を架けて、関門を設置しその内側の「関内」から開港場までを結ぶ道が出来て、一昨年150年を迎えた歴史の浪漫溢れる街となっています。

本町通りから馬車道に入るとシンボルタワーである神奈川県歴史博物館が聳え、日本の代表する近代建築で大ドームのネオ・バロック様式とされる威厳ある外観に圧倒されました。


これまで何度もスケッチしてきましたが、横浜三塔共にモチーフとして最高でチャレンジしたい思いです。




コリント式の豪華な石造彫刻の柱頭飾りのオーダーにも独特の重厚なデザインとなっています。


弁天通りには一風変わった日本の写真界の開祖の下岡蓮杖顕彰碑が立ち、現在の日本の写真の発祥の源の様です。


日本初のガス灯が灯されたのが馬車道で記念碑及びガス灯が復元されて当時のレリーフが描かれています。




関内ホールの前には、大きなオブジェの「平和」です。


ホールの横には、「ニケとニコラ」像が立ちますが、寒そうでしたね(笑)


馬車道十番館前には、横浜の陸上交通の主力であった牛馬のために設置された牛馬飲水槽で休憩所になっていた所で今も保存されています。




馬車道十番館の前通りの角には、「六道の辻通り」の石碑が立っており、この道も同じ名前になっていましたが、昔は六筋の道が交差していたようです


その角には、横浜伝統の老舗「勝烈庵」がありますが、店頭には、「ハマの街灯点火の地」の石碑や獅子頭の共用栓が保存されていました。




六道の辻通りから馬車道に戻ると、アイスクリーム発祥の地に「太陽の母子像」が設置されています。
母子像との由縁は不明ですが、この場所が、日本で初めて「あいすくりん」の名前で発売された発祥の地となっています。


関内へ向かう歩道には、柳と松が植えられていますが、近代街路樹の先駆けとなったのだそうで、馬のオブジェや街灯には馬車道のシンボルマークが美しい街並みを創り出しています。






馬車道に出来た関門があった吉田橋に着くと、日本初のトラス鉄橋の「鉄の橋・プラントンと横浜の碑」が現在の吉田橋の手前に立っています。




吉田橋を渡り伊勢佐木通りに入りますが、40年近く前にはよく通った懐かしい街並みではなく、松坂屋の外観はすっかり変わっていました。




店頭にはポケモンも踊り出してお誘いをうけていましたが、バイバイしてきました(笑)


久し振りの馬車道でしたが、150年の歴史感と文明開化の情緒が残る町並みを楽しめました。
コメント (2)
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