MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~表参道

2019年02月13日 | まち歩き
明治神宮で建国記念の日を祝って明治神宮から表参道へ戻り、久し振りに表参道の裏道を散歩していました。
原宿駅から山下通りに入ると、この日も外国人や竹の子族で溢れていましたね


山下通りを抜け出して近くの東郷神社へ向かうと、山下通りの混雑が嘘のように、参道にはZ旗の幟が飾られていました。


境内は、都心とは思えない聖なる雰囲気が漂い、日露戦争でこの国の危機を救って勝利に導かれた東郷平八郎元帥が祀られており、「勝利の神様」とも言われています。


拝殿にはZ旗も掲げられており、アスリートにとっては勝運を授かるパワースポットとなっており、新年の各大会での勝利を祈願していました。


神門の扉には、菊と蔦、星の神紋が飾られています。


境内には、珍しい狛犬と潜水艦殉国碑が立てられています


海と深いかかわりのある神社として海の安全を守る霊社・海の宮が祀られています。


境内には、四阿や橋が架けられて素晴らしい庭園もあり、癒しのスポットとなっていました。


東郷神社を後にして、東急プラザ表参道原宿に立ち寄り、屋上にある「おもはら やさいの森」で一休みしていましたが、奉祝パレードで賑わった表参道を眼下に望める隠れスポットとなっていました。




この後、表参道の裏道を歩きながら青山の善光寺別院に参拝していました。
表参道交差点のすぐ横ですが、こちらも表参道の喧騒が嘘のように、境内は静かな雰囲気でした。
 立派な仁王門には、悪を追い払う阿吽の金剛力士像が迎えてくれました。






背面には、風神・雷神もユニークな姿で迎えてくれました。




本堂も素晴らしい格式高い御堂で屋根の鬼瓦などには、立葵の御紋が彫られていました。




本堂前の庭園に立つ石灯籠には、阿弥陀像がお座りでした。


思わぬ善光寺参りをして、青山のブラ散歩を続けていました【続く】
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建国記念の日・奉祝パレード2019

2019年02月12日 | まち歩き
我が国日本の建国を祝う「建国記念の日」を迎え、神宮外苑から表参道を経て明治神宮までの「奉祝パレード」が行われ、今年も気持ち新たに出かけてきました。

奉祝パレードは、幼稚園児から小学・中学・高校、大学生などによる鼓笛隊や吹奏楽団によるパレードと、表参道からは15基の神輿渡御と山車が加わり、寒い一日でしたが今年も表参道には約7千人の参加者や国の誕生日を祝う観衆で埋め尽くされていました。

表参道に着くと、式典が終了して日の丸のユニフォームを着た参加者が集い、日本の建国記念の日(紀元節)を祝う雰囲気で盛り上がっていました。


出陣を待つ大太鼓もイザ出陣と意気が上がっていました。


パレードが神宮外苑から表参道に入り、マーチングが進み審査員が待つオリエンタルバザー店前ではコンテストが行われ、参加各校の素晴らしい行進が見られます。


小学生鼓笛隊に続いて首都圏の11大学の吹奏楽団によるマーチングコンテストでは、華やかな行進が続き沿道から大きな声援が飛んでいました




バザー店前では、仁王様も頑張れよ~とパレードを祝っておられますね~


昨年、コンテストで最優秀賞に輝いた東海大学の約100名の大行進では、今年も素晴らしい演奏と行進で雰囲気が一気に盛り上がりでした。






続いて名門早稲田大学のマーチングです。


大学のマーチングバンドに続いて明治神宮の御祓いに続いて、建国を祝う幟が続き、今年も天皇陛下のご在位30年を祝う幟も加わり、沿道からは国旗を掲げた外国人の姿も目立ち観客との交流が行われ、Happy Birthday your Japan と声をかけられていました


 直径1.5mもあるような大太鼓を打ち鳴らし、15基の神輿の奉祝パレードが続くと一気に盛り上がり、沿道からも声援が飛びお祝いムードが高まっていました。
日の丸や旭日旗を掲げた神輿も、”ドッコイ ドッコイ ドッコイソ~レ”と関東特有の掛け声で進み感動しながら神輿に続いて明治神宮へと向かいました。












ユニークな子供のひょっとこ踊りも人気を呼んでいました。


パレードの最後には、素晴らしい山車が続きます。


途中小雪が舞い散る寒さでしたが、原宿の東急プラザ前では、神輿が交差しながら大興奮の状況で大盛り上がりでした。


明治神宮の一の鳥居前では、ひょっとこ踊りや太鼓演奏が行われ、多くの観客から大声援が飛んでいました


神宮内の参道でも太鼓の音や神輿の担ぎ手の威勢の良い声が神宮の杜に響き渡っていました。




本殿前では、中庭を埋め尽くした参拝者全員で、君が代斉唱が行われ、その後には子供鼓笛隊の演奏が奉納され、さらにパレード参加11大学による”国民の象徴”が合同演奏されて、本殿前の広場を埋め尽くした観客もそのパフォーマンスに酔いしれていました。




演奏が終わり南神門から退出すると、扉には「五三の桐」の神紋やハートのマークが見られますが、明治神宮は愛情豊かな社のようですね








平成最後の紀元節を迎えて「日の丸」「君が代」に囲まれて改めて大和魂を心に刻みこの日本の益々の発展を願う一日でした。
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ブラ散歩~横浜中華街・春節娯楽表演

2019年02月11日 | まち歩き
横浜中華街で開催中の春節イベントの娯楽表演などを見に中華街をぶらついてきました。

延平門から西門通りを経て関帝廟へ向かうと、大変な混雑で通行も困難な状況となっていましたが、関帝廟通りにも提灯で造られた大きな龍が通りの上を飛んで厄を払い新年を祝っていました。




この日も関帝廟の境内は、初詣客で賑わい本殿の屋根には極彩色の龍たちが新春を祝う美しい姿が見られました。


「娯楽表演」が行われる山下町公園では、始まる前から公園内は埋め尽くされて、入場が規制されて観ることが出来ませんでした


中華街のパワースポットと言われる媽祖廟へ回り、中国風の参拝して招福を祈願していました。



拝殿前には、赤い帯の絵馬が沢山吊るされて天上聖母の媽祖のご利益が示されていました。


境内には、関帝廟に劣らぬ豪華な飾りや香炉や石龍柱など見どころ一杯でした。


関帝廟の裏にある山下町公園で演じられている中国舞踏や獅子舞の娯楽表演が垣間見ることが出来ました。


中華街の通りでは、どこも溢れるような人混みでしたが、新年を祝う中国の珍しい豪華な正月飾りなど見応えあるものが多く見られました。




また、どの通りにも中国らしい大龍や龍や狛犬の飾りが見られました。






中国のシンボルであるパンダも新春を迎えて世論でいるようでした。
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藤澤浮世絵館~広重の竪絵「五十三次名所図会」

2019年02月10日 | 絵画
藤沢浮世絵館で開催中の「広重の竪絵東海道勢ぞろい」展を見学してきました。


浮世絵館は、開館して2年半となりますが、今回も藤澤市が所蔵する歌川広重の晩年の風景画「五十三次名所図会」が展示され、多くの浮世絵ファンの姿が見られました。


今回は、東海道五十三次の京から日本橋まで各地の当時の風景が描かれた素晴らしい作品55点が展示されています。


歌川広重は、東海道の宿場の人々の暮らしを細かく観察しその表情や情景を描く絵師として有名だったそうで、今回の展示作品は広重が晩年に描いた55点の竪絵の傑作が見られました。

最初の画は、「五十五 京・三条大はし」と題した作品で、鴨川に架かる三条大橋を人々が行き交い、源氏雲の先に清水寺や八坂の塔が描かれています。


多くの大作から、気に入った作品の一部を紹介します。

「五十 土山・鈴鹿之麓鈴鹿川」では、鈴鹿川の川沿いに大名行列の一行と鬱蒼と茂る森の彼方に田村神社の鳥居と社殿が描かれています。


「四十八 関・参宮橋追分」では、東海道と伊勢参宮橋への追分を描いた作品で、山の上空を群れを為して飛ぶ鳥の姿が描かれています。


「四十三 桑名・七里の渡船」では、桑名宿と宮宿をつなぐ海上七里の渡しは東海道中唯一の海路で、船の上でくつろぐ旅人と物売船が描かれていますが、描いてみたい構図でした。


「三十九 岡崎・矢はぎ川ややはぎの橋」では、矢作橋は東海道一の長い橋で、橋を渡る武士の一行や家康の出生地である岡崎城が描かれていますが、この構図も描きたい素晴らしいモチーフです。


「三十一 舞坂・今切海上舟渡」では、浜名湖近くの舞坂の渡し場の光景で、中央に聳える山は、創作されたもので画にはよく用いられる画法ですね。


「二十五 金谷・坂道より大井川眺望」では、金谷宿から大井川を越えて金谷坂を上る光景で背景には富士山や大井川、金谷宿を望む絶景が描かれています。


「十三 沼津・足柄山不二眺望」では、一面に広がる雪景色の中を歩く旅人と水面青さが印象的な構図で、足柄山や愛鷹山、富士山の雪化粧した山々が描かれています。


「九 大磯・鴫立沢西行庵」では、湘南の絶景地である鴫立沢と相模湾の風景が描かれ、身近に感じました。


他にも魅力的な作品が多く見られ、会場内を巡り歩いていました。

また広重が描いた「いろは壁 神仏名所双六(寿語六)」が見られ、「・池上本門寺」や「・六阿弥陀」、「・白色権現」、「・江の島」など、いろはで始まる神社仏閣の名所が詠み込まれた大きな双六が展示されています。


歌川広重の東海道五十三次の作品を観ながら、旅人気分になり現代風のスケッチ風景画を描きたい誘惑を覚えていました。

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暇な画家の一日・水仙

2019年02月09日 | 水彩画
大寒波が訪れ関東地方も積雪が予想される寒い日となり、外出を控えて朝から筆を取っていました。

我が家の故郷の花「越前水仙」も見頃となって、寒い風が吹く中で凛とした姿で仄かな香りを発しながら咲き誇っていますので、描き初めのモチーフとして挑戦してみました。







マイデスクに飾りながら観察すると一本の長い花茎に数個の可憐な花を付けて甘い香りを感じ希望の花を実感していました




我が街藤沢の名スポットである「片瀬江ノ島駅」は創建90年を経て老朽化のため先月から改修工事が始まりましたが、龍宮城をイメージした駅舎は、「関東の駅百選」に選ばれており寂しさを覚えますが、東京五輪を来年に控えて現在の姿以上に、イメージアップした姿に変わるそうで、楽しみにしながら現在の駅舎をスケッチブックに描き残しておきたいと挑戦してみました。

先月19日に行われたお別れ会前の最後の姿です。





駅前広場は、観光客も多くスケッチするのも中々機会も少ないのですが、形に残してみました。


立春を過ぎて極寒の日々が続きそうですが、春の足音も聞こえず春の到来を待ちわびながら暖を取りながらのめ描初めでした。

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春節「採青」2019~横浜中華街

2019年02月08日 | まち歩き
中国のお正月である「春節」を迎えて横浜中華街で今年も恒例の春節を祝う色々なお祭りが始まりました。

先日、旧正月の春節を祝う伝統の獅子舞の「採青(ツァイチン)」を観てきました。
 横浜中華街のシンボルである「関帝廟」では、色鮮やかな赤提灯や極彩色の豪華な正月飾りで飾られて、初詣の参拝客で大変な混雑でした。


本殿には金箔が張られた細かい彫刻や、屋根には中国の象徴である青龍や獣神が舞い上がっており、日光東照宮などで見られる飾りに負けない伝統の芸術のようです。










関帝廟から中華街のもう一つのシンボルである「横浜媽祖廟」へ向かうと、こちらも家内安全や健康祈願などのご利益を願う参拝客が初詣されており、神輿くぐりして銅鑼を叩き媽祖様へ向かって厄払いされていました。






境内には、関帝廟に劣らぬ豪華な門飾りや金紙の焚き上げの金亭が見られます。




「採青」が行われる中華街大通りに出ると、150の提灯で造られた大龍が空を飛び大混雑となっていました。


大通りの善隣門も豪華な色鮮やかな飾りで正月を祝っています。


獅子舞「採青」が始まると、通りは身動きできない状況となり、けたたましい爆竹や太鼓・ドラの音が通りに轟きわたり、華やかな雰囲気に包まれていました。






商売繁盛を祈願する舞を終えて軒先のご祝儀(紅包)をもらうと、大爆竹が響き渡っていました。


獅子舞の混雑から抜け出して、市場通りなどぶらついていると、商店街のあちこちに龍の飾りが多く見られますが、龍は中国人にとっては吉兆のシンボルとして神聖な霊獣のようですね~












横浜博物館では、豪華な獅子や縁起ダルマなど正月飾りで人気スポットとなっていました。




日本国内で中国の正月雰囲気を堪能しましたが、中国本国の雰囲気を伺い知る機会でした。
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鎌倉散歩・永福寺跡

2019年02月07日 | まち歩き
鎌倉散歩で杉本寺から国の指定史跡になっている「永福寺跡(ようふくじ)」を巡ってきました。

永福寺は、源頼朝が義経や藤原泰衡など奥州平泉を攻めた後、戦で亡くなった武将の鎮魂のため立てたお寺で、本堂、阿弥陀堂、薬師堂の三堂と大きな池の庭園のあった大寺院だったようで2年前に復元されていました。



(現地の案内板に示された写真です)

復元された基盤や礎石が置かれ、二階堂を真ん中に阿弥陀堂、薬師堂の三堂を中心に惣門や南門、釣り殿、多宝塔が並び壮大な寺院の様相が伺い知れます。






当時は池の中にあった中ノ島は、埋め戻されて小さな山になっています。


永福寺跡は、三方が山に囲まれていますが、長い急階段を上り三堂の裏山の展望広場からもその規模の大きさが推定されますね。




展望広場には小さな祠が置かれていましたが、その由来はなんでしょうか?


永福寺を後にして近くの鎌倉宮へ参拝しました。
鎌倉宮(大塔宮)は、後醍醐天皇の皇子である護良親王を祀る神社で、鎌倉幕府の歴史を感じるスポットでした。


拝殿の横にある「なで身代わり様」では、護良親王親王の身代わりになって親王を守った村上義光公の像が置かれており、昨年来の足の回復を願っていました。


鎌倉宮の名物の河津桜が既に見頃となって参拝者のインスタ映えスポットとなっていましたが、福を呼ぶ花のようですね。


帰路に鎌倉七福神の寿老人を祀る「妙隆寺」に立ち寄ってみました。


寿老人は、不老長寿のシンボルである鹿を連れた木像ですね


境内には、開山の二代目日親上人の鍋かむり像や歴代住職のお墓が並んでいます。




小町小路を歩き鎌倉駅へ向かうと、「宇都宮辻子幕府旧蹟」の稲荷大明神が鎮座していますが、過って大蔵にあった鎌倉幕府を宇都宮辻子に移されて宇都宮辻子幕府跡で、現在は宇都宮稲荷神社となっている、鎌倉史跡です。


若宮大路へ出ると、大黒天様のような石像が立ちお疲れさまと見送ってくれましたね~


寒い一日でしたが、鎌倉の歴史に触れたブラ散歩でした。
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鎌倉寺社巡り・杉本寺

2019年02月06日 | 水彩画
鎌倉八幡宮の節分会を見た後、鎌倉街道の最古のお寺である「杉本寺」を訪れてきました。

長い石段を昇ると、茅葺の仁王門が立ち、運慶作と言われる阿吽の仁王様が迎えてくれましたが、門の中には多くの千社札がびっしりと張られており、異様な姿で参拝者を睨む仁王様の姿に驚きでした






仁王門の先には、シンボルでもある奉納旗に包まれた苔むした美しい石段が延びており、この冬は雨も無く乾ききった日々が続きますが、水を撒いているのでしょうか、素晴らしい景観が見られます。


石段の右手には、大蔵弁財天を祀る弁財天堂が鎮座しており、その前には弁天池の聖水が流れ落ちて、ご利益が多いようですね~




苔の石段の左手の女坂を上ると茅葺の観音堂に到着し、観音堂にはご本尊の三体の十一面観音が祀られていました。


本堂の左側には、歴代の上人のお墓でしょうか?石仏が並んでいます。


本堂右側には、六地蔵ではなく七地蔵尊が祀られており、右側には身代わり地蔵尊が並んでいます。


その奥の小さな権現堂の鳥居の扁額には、「熊野大権現・白山大権現」と書かれており、熊野権現と白山権現が祀られているようで珍しいですね。


地蔵尊の脇には、無数の五輪塔群や石仏が並びますが、鎌倉幕府が滅びた南北朝時代の名残のようです、




本堂前の上から苔むす石段を望む景観です。


鐘楼脇の狭い階段を下りて鎌倉街道へ出ると、二階堂川に架かる鎌倉十橋に数えられている「歌の橋」を渡り、永福寺跡へ向かいましたが、鎌倉の歴史に残る和歌に詠まれた由縁の端となっているようです。


鎌倉最古の杉本寺からさらに鎌倉の歴史を刻む永福寺跡へと向かいました【続く】



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鶴岡八幡宮節分会

2019年02月05日 | まち歩き
鎌倉建長寺の節分会で巨福を授かったあと、鶴岡八幡宮へ参拝してきました。


八幡宮でも節分豆まきが始まる前でしたので、舞殿の周辺は整理券をゲットした豆拾いの客で大変な混雑でした。
 舞殿で神職による「鳴弦の儀」が行われ、福引き付きの豆が撒かれていましたが、建長寺の客よりさらに多く、年男・年女から撒かれていました。










豆まきが終わると本宮へ参拝する客で大混雑となりましたが、参拝して新年の所願成就を祈願していました。
 本殿や拝殿の屋根の木鼻や蟇股には、極彩色の花や鳥、動物などの彫刻が多く飾られており、楼門の周りにも十二支の動物が飾られていました。





境内の源頼朝と実朝を祀る「白旗神社」では、実朝没後800年を迎えましたが、拝殿は黒色の漆塗りに金の飾りが厳かに輝き源氏の社らしい風格でした。


源平池に回ると、池には白鳩やカモ、ユリカモメなどが群れを為して泳ぎ回り、中島には白鳩や白鷺が入れ替わり占拠していましたね(笑)





源氏の白旗に包まれた旗上弁財天社でも、平和のシンボルの白鳩が飛び回り木の上にも多くの白鳩の姿が見られます。




池の畔では、鳩豆の餌を撒く人を取り囲んで餌取り合戦も見られました。






四季の分岐で春を迎える節分で、邪気を追い払い良い新年を迎える日となり、鳩にも福を呼ぶ豆は大変な人気だったようです。

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節分会~鎌倉建長寺

2019年02月04日 | まち歩き
新年も1ヶ月を過ぎて立春を迎えましたが、恒例の鎌倉建長寺の節分会に出かけてきました。

この日は、湘南地方の各寺社で節分祭が行われていましたが、鎌倉五山第一位の建長寺は最も人気があり多くの参拝客の姿が見られました。

総門には、「巨福山」の扁額が掛けられていますが、大きな福をもたらす寺と言われており、期待も膨らみました


境内に入ると、三門への参道には「半増坊大権現」の幟が並び、鎌倉五山の第一位の雰囲気を感じていました。


 三門の下には、撫で像のおびんつるさまがお迎えしてくれ、昨年痛めた足や腰の痛みの回復を祈願しました(笑)


柏槇の庭では、かながわの名木百選に選ばれている建長寺のシンボルツリーの樹齢760年の巨木の柏槇の木が見られ迫力ある姿でした。


仏殿では、独特の垂木列が見られ、そのコーナーにはフクロウが止まり見つめていますね~


仏殿では、地蔵菩薩坐像が安置されており、室町時代のものだそうで国の重要文化財として圧巻の雰囲気が感じられました。

 天井には素晴らしい天井画が描かれており、芝増上寺にあったお江の霊屋を移築したものだそうで、欄間の彫刻など荘厳な雰囲気が漂っていました


豆まきの前にも仏殿の横で、江戸浅草の伝統芸の「江戸芸かっぽれ~」が奉納されて、「カッポレ~カッポレ~」 と威勢のいい掛け声で江戸の粋な芸が奉納されていました。
 早めに豆まきが行われる法堂横で場所取り合戦となっていましたが、ミス鎌倉や年男・年女約60名が特設ステージに並び、大僧正の「福は~内・・・・」の掛け声で一斉に豆撒きが始まり壮絶な福取り合戦となりました。


 想像を超える争奪戦でしたが、押し合いへし合いの壮絶な豆の奪い合いとなり、足元に転ぶ人も出るなど恐怖を感じる状況でしたが、場所も良かったようで32個の福豆と福引豆もあり巨福だるまなど多くの『福』を頂きました


豆まきが終了後、境内の見どころを巡っていました。

方丈の正門の唐門は、増上寺から移設されたもので、7年前に大修理が行われて金色の装飾金具で飾られて華麗な光景がみられます。


唐門のは向唐破風で漆塗りの四脚門で扉の金模様や飾りは極めの飾りでした。




関東一の法堂では、千手観音像や五本指の雲龍図が見られ大迫力でした。


本尊前には、お釈迦様が極限の苦行・禁欲(断食)をしている釈迦苦行像が祀られており、形相ある狛犬が見守っていました。



建長寺の奥山へ約250段の急石段を登り鎮守の「半像坊大権現」向かいました。
途中参道の脇には、禅宗開祖の達磨円覚大師坐像が鎮座していますが、10年前に設置されたようです。


長い階段の先には、大小12体のカラス天狗像が立ち参拝客をチェックしているようでした。








大天狗は、建長寺の境内や鎌倉由比ヶ浜海岸を眼下に絶景を望んでいました。


天狗山の岸壁には、何故か魚かしの文字と天狗像が彫られていました


半像坊大権現で一休みして参道を下ると、参道脇には可愛い石地蔵や蛙様が置かれ和やかな気分が漂っていました。



また、竹林の中のやぐらの前に、養老孟司と建築家の隅研吾などが発起人となって出来た虫塚では、虫をモチーフとしたベンチや石灯籠が並び、虫の日に供養が行われるようです。






下山途中、河村瑞賢遺跡へ立ち寄ってみました。河村瑞賢は、江戸時代の豪商で土木・建築に業績を残されたそうで墓石が建てられていました。




三門に戻り山門横の鐘楼には国宝の「梵鐘」が吊されていますが、関東一の美しい梵鐘として知られ、音色が人の泣き声に似ているということから「夜泣き鐘」とも呼ばれる名鐘です。
鐘楼の茅葺の屋根も近年改装されて見違える姿に変わっていました。





想定以上の巨福を担いで鎌倉八幡宮などの鎌倉名所巡りを続けました【続く】
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ブラ散歩~新宿歌舞伎町

2019年02月03日 | まち歩き
新宿で旧友達と新年会で交流した後、久し振りに新宿歌舞伎町界隈をブラ散歩していました。

「新宿」は、江戸時代に甲州街道の宿駅(内藤新宿)として栄えた町で、名前の由来にもなっており、半世紀前にはよく出かけた歓楽街ですが、コマ劇場も無くなりすっかり景観が変わり懐かしい街となっています。

靖国通りから新宿の総鎮守と言われる「花園神社」に向かうと、ビルの谷間の参道入口には狛犬ならぬ雌雄一対の見事な「唐獅子」が迎えてくれました。

この唐獅子は、約200年前に造立された銅像で台座にはしめ縄が彫られており、貴重なもので新宿区の有形文化財に指定されていました。




広い境内には、多くの古い摂社などが鎮座して桜咲く時期には、都心のオアシスになっているようです。
 境内の一角には、「芸能浅間神社」は、芸能や芸術の神様としてパワーを授かる神社となっており、藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」の歌碑が建てられていました。




浅間神社の横には、今は余り見られない二宮金次郎が薪を背負って学ぶ石像が立っていますが、スマホ歩きではないですね~(笑)


拝殿前には、朱色の千本鳥居が並ぶ「威徳稲荷神社」があり、女性の参拝者に人気の高い神社だそうですが、男根木像が掲げられていましたね(笑)


拝殿には、大鈴が吊り下げられて花園神社・雷電神社・大鳥神社の三社の扁額が架かっていますが、倉稲魂命(花園神社)・日本武尊(大鳥神社)・受持神(雷電神社)の神が祀られています。


花園神社から新宿ゴールデン街に入ると、約150mの珍しい緑小道の遊歩道公園「四季の路」があり、50年前には都電が走っていた軌道でレトロな雰囲気が感じられました






ゴールデン街の小路には、優雅な壁画がデザインされたホテルが見られ、繁華街の景観ですね~


昭和の歌手の公演を観に何度も通った「演歌の殿堂」と言われたコマ劇場が無くなって10年が経過しますが、跡地にはTOHOビルと超高層ビルのホテルグレイスリー新宿に生れ変って今や歌舞伎町のランドマークとなっていました。

TOHOビル前のシネシテイ広場は、現在はイベント広場となってビルの壁にも巨大なゴジラの画が描かれており、ゴジラ街となっていました。


TOHOビルの屋上には、巨大な怪獣ゴジラが身を乗り出して大きく雄叫びを上げていましたが、多くの通行人のインスタ映えスポットになっていました。


TOHOシネマズ新宿で一休みしていましたが、映画ブームのようで多くの映画ファンで賑わっていました。


新宿駅東口では、渋谷駅の忠犬ハチ公のように、黄金のライオン像が置かれて待ち合わせスポットとしてシンボル的存在になっていました。


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富士見ポタリング・寒川神社

2019年02月02日 | サイクリング
南岸低気圧の通過で関東地方にも積雪予報が出されていましたが、湘南では降雪も無く朝から冬空の快晴となり、真白く雪化粧した富士見ポイントを巡りながら寒川神社へ初詣してきました。
茅ヶ崎の八王子原の高台に着くと、一週間前よりかなり積雪があったようで裾野まで積雪し期待以上の美しい姿が見れました。


里山公園の富士見ヶ丘からもススキが原の先に今シーズン一番の富士山や初冠雪の大山、丹沢連峰の絶景が望めました




公園内の菜の花畑では、寒さに負けない菜の花が満開となり、イエロー・ワールドを作っています


腰掛神社前の関東富士見百選に選ばれているポイントの光景です。





里山公園の谷の村から小出川沿いの田園地帯に出ると、冬の田園風景とマッチした絶景を見ながら寒川神社へとリンリンでした。




寒川神社に着くと、多くの参拝者が見られ、新春恒例の「迎春ねぶた」が神門に飾られていました。

今年は、新天皇の即位を控えて「御代替わり」のデザインで「天孫降臨」の光景が描かれていました。




他では見られない豪華な造りの手水舎でお清めして社殿へ向かいました。


神門の扉には、三つ巴の神紋が光り輝き、相模の国一之宮の風格を感じます。


拝殿に参拝し家内安全、健康長寿を祈願してきました。


寒川神社は、全国唯一の八方除・方位除の守護神として有名ですが、拝殿前にはシンボルの
八方除の方位盤と渾天儀の記念碑があり、4個の龍が立ち上っていました。


拝殿前の夫婦杉です。


社殿の懸魚の飾りも素晴らしく風格を感じますね~


寒川神社を後にして帰路に6年前に逝った愛猫が眠る白峰寺に立ち寄り墓参りと白衣観音に参拝していました。




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明治の日・創設決起集会

2019年02月01日 | まち歩き
先日、憲政記念館で開催された「明治の日・実現 総決起集会」に招かれて参加してきました。

明治維新以来150年を迎えましたが、明治維新があったからこそ現代日本が出来たと思い、「明治の日」の創設に強い想いを抱き、参加してきました。

有楽町から憲政記念館まで江戸城の外濠の日比谷濠・凱旋濠・桜田濠を歩いていましたが、冬の陽が落ち始めた濠は、静かな水面の風情ある光景が見られました。
日比谷濠から帝国劇場を望む光景です。


桜田濠から桜田門を望む光景です。


皇居ランの起点として有名な桜田門ですが、ランナーの姿も少なく優美な高麗門をくぐり枡形の空地の内側に渡櫓門がありますが、何れも江戸城の名残を残す風格ある名門ですね。










門の扉も金具など歴史手遺産として素晴らしいものでした。


桜田濠を見ながら憲政記念館へ向かいますが、開会中の国会議事堂が聳え立ち日本の行方を決める風格ある姿を感じますね


憲政記念館庭園に入ると、日本全国の標高基準原点標を保護する標庫で近代洋風建築として有形文化財に指定されています。


また、庭園のシンボルタワーである時計台が見られ、立法・行政・司法の三権分立を象徴する三本の柱で構成されており、高さも百尺(30.3m)を少し超える31.5mの高さにデザインされています。


塔の銘板には、憲政の神様の尾崎行雄氏の名前が刻まれています。


塔の下から頂上を望むと三本の柱の融合が見られました。


記念館では、昭和50年代の国会の様子の写真が展示されていましたが、懐かしい歴代の首相や議長の様子が見られました。


決起集会会場に入ると早くから多くの賛同者が集い、明治や昭和への想いを語り合っていました。
集会では、君が代斉唱に始まり、徳川時代300年を打ち砕き苦難の時代をを乗り越えて今日の日本を築き上げた明治への想いを語り、先人の心意気に感謝の気持ちを込めて、新しい「明治の日」が創設されることを誓い合っていました。


ふるさと福井の議員である稲田氏や山谷氏の姿も見られ、大いに盛り上がり、最後は万歳三唱し、更なる国難に立ち向かうことを誓い合っていました。




閉会後、国会議事堂から東京駅へと向かいましたが、議事堂は夜空にライトアップされていましたが、更なる日本の発展を象徴する姿でした。

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