愛媛県今治市のしまなみ海道の四国への一番最後の来島海峡大橋の橋脚の所にある道の駅”よしうみ いきいき館”の循環水槽が”ころちゃん”のすみかである。
前にも一度書いたように思うけれど、久しぶりにのぞいてみると相変わらず水槽の主のように悠々と泳いでいた。
それに引き替え普通の鯛などは水流に乗って休みなくぐるぐると回遊していた。
”俎上”に上がることはない、と自覚しているのかどうか知る由もないが、水槽に近づくと私の方へ寄ってきて、いかにもお前を見ているぞ、といったような動きで水面から顔を突き出してくる。
餌をやるときっとパックと食べるだろうと思ったけれど、ちょっとそれは出来なかった。
少しグロテスクな感じもしないではないけれど本当に愛嬌がある。
そして何か意志の疎通ができるような仕草をしてくれる。