昨日フェリーへ乗った。
一番前の席に座って自分が舵を握って操船している気分で、前方を見て、左右に船はいないか確認すると、ずっと遠くに右方向から進んで来る船があった。
私の判断だとこちらのフェリーが真直ぐ突き進めば前を横切って行けるとお思ったけれど、本物の船長は少し右方向へ舵を切って、前方の船に向って進み、矢張り右側優先の規則通り右の船をやり過ごしてから航跡を横切って行った。
目的港に入港して船の舫いのロープを甲板から船員さんが岸壁の人に向って、腰を捻るようにしてパット投げると、輪になったロープの先が、まるで西部劇の投げ縄のようにストンと鉄の舫い杭に掛っていた。受ける準備をしていた人はそれを確認するとさっとその場を離れて前側へ走って行った。
凄い連携作業だったがなかなかキツイ仕事に見えた。
名人芸の動作を習得しないと中々安全運航も難しいような気がした。
行き交う船が日に600とも800隻ともいわれている海峡だから25分程の距離だけれど一日に15往復もするのは大変だろう。
注意を怠ると大変な事故につながるのがよく分かる。
あのイージス艦の事故を思い出した。
一番前の席に座って自分が舵を握って操船している気分で、前方を見て、左右に船はいないか確認すると、ずっと遠くに右方向から進んで来る船があった。
私の判断だとこちらのフェリーが真直ぐ突き進めば前を横切って行けるとお思ったけれど、本物の船長は少し右方向へ舵を切って、前方の船に向って進み、矢張り右側優先の規則通り右の船をやり過ごしてから航跡を横切って行った。
目的港に入港して船の舫いのロープを甲板から船員さんが岸壁の人に向って、腰を捻るようにしてパット投げると、輪になったロープの先が、まるで西部劇の投げ縄のようにストンと鉄の舫い杭に掛っていた。受ける準備をしていた人はそれを確認するとさっとその場を離れて前側へ走って行った。
凄い連携作業だったがなかなかキツイ仕事に見えた。
名人芸の動作を習得しないと中々安全運航も難しいような気がした。
行き交う船が日に600とも800隻ともいわれている海峡だから25分程の距離だけれど一日に15往復もするのは大変だろう。
注意を怠ると大変な事故につながるのがよく分かる。
あのイージス艦の事故を思い出した。