ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

ロボットを読む!

2017-12-05 09:05:14 | Weblog
ジョン・ジョーダンという人のロボットという本を読んだ。
そのコピーに職を奪うか、相棒か?と書かれていた。
ロボットは人の職を奪うけれど人を助けてくれる、なくてはならない(いなくてはならない)相棒になるだろうと思う。しかし読んでいて一番気掛かりになったのは戦争に使われる兵器ロボットの進歩だった。
既に自国の兵士の負傷や死亡を避けるために何千キロも離れた地点から無人探査機や爆撃機を操作して、戦争という殺戮行為がテレビゲームでもするように行われているという現実は恐怖以外の何物でもない。
ロボットが空想の世界の時代はロマンがあって、本の書き手も読み手も未来に憧れて、早くそのような時代が来ればいいと思い続けていた。でも現実になってみると果たしてその世界は憧れていたものだったのだろうか?そうではないような気がするのだ。車が無人運転で走り、ロボットが老人と会話してもそれは技術の進歩であって、ロボットが”人の心を持つことは出来ない/strong>