ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

世界卓球、回想

2017-06-03 22:28:36 | スポーツ
世界卓球2017。
13歳張本は、ベスト8に勝ち上がった。
17歳平野美羽は、世界王者丁寧から1ゲームを奪ったが、1-4で敗れた。
とはいえ、敗れたのは準決勝。堂々の3位、銅メダルだ。

世界選手権女子でメダルを獲得したのは、48年ぶりだという。
ならば、48年前のメダル獲得者は誰かとよく考えるだろう。
たぶん、記憶に間違いがなければ、それは、1969年西ドイツミュンヘン大会で、小和田敏子選手が優勝して以来のメダルということになるのだろう。
ちなみに、その大会の男子の優勝者は、同じく日本の伊藤繁雄選手なのだ。
48年前のことがわかるなんて、私もトシをとったものだ…(苦笑)。

48年前には、その大会の映像はもちろん、画像もほとんど見たことがない。
でも、すぐに優勝者名が出てくるのは、その2年後の頃には、私自身が卓球を好きになっていたからである。
卓球部ではなかったが、友達と卓球をするのがすごく好きになった。
自然と、日本や世界のチャンピオンにも関心が向いたのだ。

おまけに、卓球に夢中になっていた1971年には、名古屋で世界選手権が行われたのだった。
名古屋大会は、文化大革命を終えた中国が久しぶりに参加したのだ。
そこでは、中国とアメリカのピンポン外交が大きな話題となった。
そして、7種目中4種目の金メダルをとった中国は、その後、絶対の強さを誇っていくのであった。

50年近くたって、卓球のプレースタイルは、ずいぶん変わった。
ペンホルダーラケットを使う選手はほとんどいなくなった。
みなシェークハンドのラケットを使っている。
48年前は、まだペンホルダーでフォアハンドのドライブをかっこよく振れる選手に憧れていた人たちが多くいたものだったがなあ…。
今の卓球は、スピード感がすごい。
回転とスピードが、あの当時とは比べ物にならない。
しかも、両ハンドを振りぬくし、チキータなどという、昔はなかった技も生まれている。
ちなみに、チキータは、バナナのような放物線を描く技だから、そう名付けられたとのこと。
そんな技は、私にはできない。
昔ながらの卓球しかできないな…。

でも、今の日本の若い選手たちの活躍をさらに期待しよう。



コメント
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