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5枚羽のプロペラのような花。
大きな木に巻き付いていた。
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つる性の植物だ。
どうして花弁がプロペラのようにねじれが出るのだろう。
不思議だ。
最初にこの花を見たのは、10年ほど前の6月に角田山を灯台コースから登っている時であった。
そこは岩場で、地面にはっているようにしながら咲いていた。
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珍しい花だなあと思って調べていたら、名前が「テイカカズラ」だと言う。
なんでも、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついにテイカカズラに生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説からその名が来ているのだという。
2度目にこの花を見たのは、海とは遠い山の中。
樹木にからみついて、ずいぶん高い上までこの花を咲かせていた。
始めてみたのは、海が見える山の岩場。
2回目が、山の中の樹木にからみつく姿。
咲いている花は同じ。
同じ花なのに、環境の違いが、大きいなあと思った。
先日、久々に、山の中のテイカカズラを見て来た。
5枚羽のプロペラが風に揺れていた。
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