残念。
久しぶりに日本選手が次々に活躍して、楽しかった世界卓球選手権大会が、終わってしまった。
(正確には、まだ終わっていない。数時間後に終わる。)
日本選手の多数のメダル獲得にわいた大会も、最終日となった。
日本選手で残っていたのは、女子ダブルスの準決勝、伊藤美誠・早田ひなペアだけだった。
そのペアも、世界1位・2位の丁・劉組に1-4で敗れてしまった。
しかし、堂々の銅メダルである。
伊藤・早田の2人は、まだ16歳である。
女子シングルスで、3位になった平野美宇も16歳。
4月のアジア大会では、世界1位の丁寧をはじめ準々決勝から中国の3選手を撃破して、アジアチャンピオンになったのだった。
だから、今回の準決勝を見ると、丁寧の平野美宇に対する意識は強いものがあった。
映像を見ていても、研究と対策を念入りに行ってきたのだとわかった。
意識の強さがよくわかったのは、マッチポイントとなった時の丁寧の反応だ。
腕を振り上げ、大きな雄叫びを上げていた。
それは、勝ったと勘違いしての雄叫びだったのだ。
点数もわからなくなるほど、試合に、打倒平野美宇に入れ込んでいたのだとわかった。
この試合も、結局丁寧に4月の雪辱を果たされ、1-4で平野美宇は敗れた。
しかし、ダブルスにせよシングルスにせよ、内容を見ていると、一方的にやられている訳ではないのである。
かなりやり返しているが、それでもさらに中国選手が一枚上手なのだ。
女子の場合、中国の丁寧は26歳。
10歳の年の差がある。
経験値が違うのだ。
日本の女子は、まだまだこれから伸びる余地がある。
実際に、世界の頂点に立つ中国の選手たちと対戦して、歯が立たなかったかもしれない。
しかし、勝つためにこれから自分が付けなくては行けない力や技術が、具体的にわかったのではないだろうか。
男子シングルスで準々決勝に進み、世界3位の中国選手に敗れた13歳の張本にも、十分に時間はある。
今回、前回2つだったメダルを、混合ダブルスの金メダルをはじめ、男子ダブルスの銀メダルと銅メダル、女子シングルスとダブルスの銅メダルと、5個のメダルを獲得した。
これは、本当に久しぶりなのだ。
個人の種目で7個を獲得した、1971年の名古屋大会以来ではないのかな?
あ、1975年の大会で6個か、でもそれ以来本当に久しぶりだ。
若い選手たちが活躍した日本卓球。
下からどんどん若い力が伸びてきている。
これからが楽しみだと思った、ドイツ・デュッセルドルフの世界選手権であった。
久しぶりに日本選手が次々に活躍して、楽しかった世界卓球選手権大会が、終わってしまった。
(正確には、まだ終わっていない。数時間後に終わる。)
日本選手の多数のメダル獲得にわいた大会も、最終日となった。
日本選手で残っていたのは、女子ダブルスの準決勝、伊藤美誠・早田ひなペアだけだった。
そのペアも、世界1位・2位の丁・劉組に1-4で敗れてしまった。
しかし、堂々の銅メダルである。
伊藤・早田の2人は、まだ16歳である。
女子シングルスで、3位になった平野美宇も16歳。
4月のアジア大会では、世界1位の丁寧をはじめ準々決勝から中国の3選手を撃破して、アジアチャンピオンになったのだった。
だから、今回の準決勝を見ると、丁寧の平野美宇に対する意識は強いものがあった。
映像を見ていても、研究と対策を念入りに行ってきたのだとわかった。
意識の強さがよくわかったのは、マッチポイントとなった時の丁寧の反応だ。
腕を振り上げ、大きな雄叫びを上げていた。
それは、勝ったと勘違いしての雄叫びだったのだ。
点数もわからなくなるほど、試合に、打倒平野美宇に入れ込んでいたのだとわかった。
この試合も、結局丁寧に4月の雪辱を果たされ、1-4で平野美宇は敗れた。
しかし、ダブルスにせよシングルスにせよ、内容を見ていると、一方的にやられている訳ではないのである。
かなりやり返しているが、それでもさらに中国選手が一枚上手なのだ。
女子の場合、中国の丁寧は26歳。
10歳の年の差がある。
経験値が違うのだ。
日本の女子は、まだまだこれから伸びる余地がある。
実際に、世界の頂点に立つ中国の選手たちと対戦して、歯が立たなかったかもしれない。
しかし、勝つためにこれから自分が付けなくては行けない力や技術が、具体的にわかったのではないだろうか。
男子シングルスで準々決勝に進み、世界3位の中国選手に敗れた13歳の張本にも、十分に時間はある。
今回、前回2つだったメダルを、混合ダブルスの金メダルをはじめ、男子ダブルスの銀メダルと銅メダル、女子シングルスとダブルスの銅メダルと、5個のメダルを獲得した。
これは、本当に久しぶりなのだ。
個人の種目で7個を獲得した、1971年の名古屋大会以来ではないのかな?
あ、1975年の大会で6個か、でもそれ以来本当に久しぶりだ。
若い選手たちが活躍した日本卓球。
下からどんどん若い力が伸びてきている。
これからが楽しみだと思った、ドイツ・デュッセルドルフの世界選手権であった。