ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ネガティブに準備し、ポジティブに受け止める

2019-02-10 22:37:04 | 生き方
大会中止となったいわきサンシャインマラソン大会。
共催する福島民友新聞社、そして読売新聞の福島の地域ニュースなどでも中止のニュースが報じられていた。

いわき市の親類と電話等で連絡をとってみると、やはり昨日だけでなく今朝になっても、雪が残っていたり、凍結している場所があったりしたそうだ。
大会実行委員会の判断は、的確だったと思う。
とはいえ、大会を予定していた今日は、大会に参加するはずだったであろうランナーたちが、コースの道路を名残惜しそうに走っている姿も結構見られたそうだ。

大会中止となって「残念だ」という言葉を、私も何回か使ってきた。
ただし、「残念」だが、「無念」ではない。
「悔しさ」がないのである。
ほっとしている自分もいないわけではない。
素直に受け止めている、というのが本当のところだ。

いわきサンシャインマラソンは、第5回大会が降雪で中止になったことがあった。
それは以前から聞いていたことだったし、寒波が来ると聞いて、こういうこと(大会中止)もあるとも思っていたのだ。


60年も生きていると、思い通りにいかないことが、いや思い通りにいかないことの方が多いということは、たっぷり分かるようになってしまった。
物事を行う前に、準備は万全にしようとは思う。
ただ、どれだけ万全を期したつもりであっても、実際にはうまくいかないことが多い。
だから、事に当たっては、うまくいかないことを考えておくことが多くなった。
事前には、ネガティブに想定し、準備する。
ただし、事後には、結果をポジティブに受け止める。
うまくいかない結果や想定外のことが起こってしまった場合にも、そうなったことがこれからの自分によかったことだととらえておく。

今回の大会中止も、きっと自分にはよかったことなのだろう。
大会がやれていたら、よいことばかりでなくよくないことが起こっていたかもしれない。
けが、体調不良、事故…そうならずによかったのかもしれない。


これからも、ネガティブに準備し、ポジティブに受け止めながら、生きていくとしよう。


コメント
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