ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

HAPPYな雨の歌や~い

2019-02-19 21:56:10 | うた
まだ2月は10日近くもあるのに、今日も降るのは、雪ではなく雨だった。
明日の予報も雨となっている。
そのせいか、雨の歌のことが急に思い浮かんできた。

雨、雨、降れ降れ、もっと降れ…
…という歌は、八代亜紀の「雨の慕情」だった。
そう言えば、その歌が世に出る数年前、学生の頃には、雨の歌が結構流行ったなあ、と思ったりした。

代表的なものは、
「傘がない」(井上陽水)

我が国の将来の問題よりも、問題なのは、今日の雨。彼女に会いに行かなきゃいけないのに、傘がない。
そんな歌は、あの当時は、「今どきの若者は…」と言われる格好の歌であった。

「冷たい雨」(ハイファイセット)

ユーミンの作った歌で、もう許してくれたっていいころだと思ったのに、部屋を訪ねると彼氏はもう別な女性を引っ張り込んでいた、という歌。

「今日は雨」(南こうせつ)

昨日ほどお前のことを憎んだ夜はない。
こんな日は眠ろう、眠りたいだけ。
…と歌う。何か彼女とあったんだねえ…。
「神田川」と同様、喜多条忠作詞・南こうせつ作曲であった。

「雨の物語」(イルカ)

「なごり雪」でヒットした後の歌。
「なごり雪」同様、伊勢正三の作詞作曲。
物語の終わりに こんな雨の日似合いすぎてる。
…うーん。やっぱり悲しい歌なんだな。

みずいろの雨(八神純子)

圧倒的な声のボリュームで歌われていたが、結局は、「もどれない もどれない あの日の二人には」という恋を失う歌。

あの頃は、雨の歌といえば失恋ソングだったのだな。


では、雨の歌でハッピーな歌はあるのかな?…と考えてみる。
私が生まれるより前に、映画「雨に唄えば」の主題歌がHAPPYな感じだったよなあ。
でも、日本の歌ではない。

そんなふうに考えてみると、雨でもHAPPYな曲は、学生時代の70年代後半にはなくて、90年代にならないと思いつかないかな…?

90年代にアニメ「YAWARA!」のエンディングテーマに使われた、「雨にキッスの花束を」(今井美樹)が、それ。

スクランブル交差点のど真ん中で「結婚しようよ、すぐに」と言われて、「ねえ本当に私でいいの?」と戸惑いながら、「YESをこめて涙にぬれた口づけの花束を」と返す歌。
セリフには、「やっと言ったなコイツ!もう離れないから」がついてくる。

こんなふうにあっけらかんとしたHAPPYな歌が出るまでは、学生時代から20年近くがたっていたかな?

雨の歌を考えていたら、いつのまにかHAPPYな雨の歌を求めてしまった…。
HAPPYを感じられる雨の日の歌は、ほかに何かないのかな?
コメント
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