ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

キクイモのたくましきことよ

2019-10-09 20:33:43 | 草木花
新潟の家でも、埼玉でも、今キクイモが花盛りを迎えている。
わが家のキクイモは、野生のイヌキクイモではなく、食用のキクイモである。
10年余り前に勤めていたところで、地域の方から、食用のキクイモをいただいた。
食べきれなかった分を家に帰ってから、少しだけ土に埋めてみたのだが、それが間違い(?)のもとだった。

何が間違いかというと、花が咲いたことではない。
花は、なかなか見ごたえのある美しさである。


植えてみるまで分からなかった驚異があった。
何かというと、繁殖力である。
イモという名のごとく、地中にイモを作るのだが、その数が多いのだ。
地中にイモができると、なかなか取り切れない。
掘り切れずに残しておくと、今度は翌年、たくさんの本数の茎が生えてくる。
このあたりの特徴は、カラスウリと同じである。
あまりにも増え過ぎて、ほかの植物を駆逐してしまう。
背丈も3mを越えるものがあったりする。

なかなかのたくましさ、強さをもっているのである。

できたものは、掘って、きんぴらやサラダに入れていただく。
イモというより、ゴボウに似ている味がする。
しかし、多くて食べ切れなくなることも多い。

今年の春、埼玉の家の庭で雑草が高く育つところにも、数個のキクイモを埋めてみた。
すると、やぶのようになった場所に、堂々と何本も生えてきた。

この秋には、黄色い花を咲かせていた。

緑深いやぶの中にきれいな黄色い花が咲いているのはよいのだが、果たして来年はどのくらい増えてしまうことだろう?
ちょっぴり怖い気もする。
コメント
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