ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ラグビー日本代表ベスト8 選手の言行と被災者への思いやりにも感心

2019-10-13 23:03:46 | スポーツ
「ベスト8に進むことを目標にここまでやってきた。
そのために、4年間様々なことを犠牲にしてやってきた。」
試合に勝利してインタビューを受けた福岡も、稲垣も、同様なことを口にしていた。
それが、こうして実を結んだ。
そのことを実現させた選手たちに、大きな敬意と賛辞を贈りたい。

そして、稲垣は言った。
「台風で被害を受けた人々に、勝って少しでも元気になってもらえるようになってほしかった。」
ラグビーは、自分を犠牲にしても、チームとしての勝利を目指す、チームプレーのスポーツだ。
自分のことだけではなく、日本のことまで考えてプレーしたことに、日本代表としての自覚と責任も感じた。

今日は、台風一過。
東日本に恐ろしいほどの量の雨を降らせた台風だった。
その影響で、各地で台風の巨大な爪痕を見せつけられる河川の氾濫。
降り過ぎた雨が川を異常に増水させた結果、堤防が決壊したり、堤防の高さを越えたりということにより、各地で甚大な被害をもたらした。
私の住んでいる新潟県内でも、県境の山地を中心に大量の雨が降ったために、河川の氾濫が見られた場所があった。
予想をはるかに越えた雨が降ったということだ。

ワールドカップで日本がベスト8に入ろうが敗退しようが、被災した人たちにとってみると、自分たちの暮らしが楽になる訳ではないだろう。
それでも、試合のピッチに立って勝利を目指した日本代表の選手たちの気迫はすごかった。

犠牲にした4年間を無駄にしたくない。
絶対に勝利する。

強い意志を感じた。

試合を通して、懸命に自分ができることを愚直にくり返し、懸命に耐える姿は、被災して厳しい環境に置かれている人たちにもがんばろうとする勇気を与えるものだったと思う。

また、昨日今日と、日本での開催のために、突然の台風の襲来によりせっかくの試合ができなくなってしまった他国の選手たちもいた。
なのに、せっかくの試合が中止になってしまったというのに、被災地でボランティア作業をするカナダの選手たちのことも、ニュースで紹介された。
そのスポーツマンシップにも、感心した。

今日の日本代表チームの勝利には本当に感激した。
あわせて、日本の選手にせよ他国の選手にせよ、被災した人たちを心配する姿は、さすが心技体の整った代表選手たちだと思った。

コメント
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