ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

箱根駅伝予選会の放送を見て

2019-10-26 21:06:46 | RUN
週末の土曜日ともあって、様々なスポーツが行われていた。
夜は、フィギュアスケートカナダの男女のショートもあったのだけれど、私は、箱根駅伝の予選会の様子を見ていた。

今春の箱根駅伝でシードから落ちた大学が来春の大会に出場するためには、この予選会で10位までに入らないといけない。
全員がハーフマラソンの距離を走り、10人の総合タイムが速い方から10チームが選ばれる。
12人出ているチームは、2人ダメでも10人がよければよいわけだ。
しかし、43ものチームが予選会に出場するのだから、およそ500人もの参加者がいることになる。
その人数が一斉にスタートする。

速いのは、やはり外国人ランナーがいるチームだ。
日本人ランナーたちを置き去りにする。
放送は、真の1位ばかりを追うのではなく、上手に日本人選手たちの1位争いなども追いかけていた。

その先頭たちを除くと、ほかの選手たちは、ほとんど団子のようになって走っているように見える。
選手たちの走力の差があまりないことが分かる。
これだけ箱根駅伝が注目されるようになると、関東の大学で走って、箱根駅伝に出たいという人が多いのだろう。
そういう人の多さを見ると、この予選会に賭けていた人が本当に多いのだな、と思った。

今回の結果での驚いたのは、筑波大の復活であった。
なんと26年ぶりだという。
テレビ放送を見ていても、6位に入ったのは、誰が速いということなくチームの総合力でいけたように思えた。

本大会に参加できるようになったチームが、来春どんな健闘をみせてくれるか、楽しみだ。

さて、1位の東京国際大学は、10人の合計が10時間47分29秒。
10位の中央大学が10時間56分46秒。
10人の合計でも、わずか10分も差がついていないとは、レベルに大きな差がなくすごいなと思うのである。

そして、落選となった11位の麗澤大学は10時間57分12秒。
10位の中央大学とは、わずか26秒の差であった。

26秒の差というと、1人3秒速ければ逆転できていたということであった。
しかし、その麗澤大学の1人平均のタイムだって、ハーフマラソンを1時間5分43秒で走ったということになる。
私からすれば、こんなに速いのに、と思うのである。
私のベストなんか、1時間45分を割るくらいだから、どのくらい彼らが速く見えることか。

今回は、箱根駅伝常連の山梨学院大学、大東文化大学、城西大学などは落選となった。

落選となったと簡単に言えるが、大学生という若い彼らにとって、今がすべてだと思う。
立ち直るのが簡単ではない、という人も多いことだろう。
でも、全力を尽くしたことには誇りをもっていいと思うのだ。

予選会に参加した大学の皆さん、本当にお疲れさまでした。
コメント
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