４種のツリフネソウ仲間を見た

秋に咲く野草で好きな花の一つが、ツリフネソウだ。

赤紫で、横から見ると魚のようにも見える。
釣られている魚のイメージだ。

ツリフネソウと同じ姿なのだが、黄色いのがキツリフネ。

この花を初めて見たとき、こんな形で咲く花があるのか、とビックリした。
実は、キツリフネの方が季節的に早く咲く。
夏、７月の頃、もう咲いていたのを見たのだった。

見つけた同じ年の秋に、キツリフネではない、ツリフネソウそのものを見つけて喜んだのを思い出す。

今年は、キツリフネもツリフネソウも、まだ見たことがなかった。
山の方へ行かなかったり、風邪をひいて外出を控えたりしたせいで、１０月を迎えてしまった。

先日、深谷市の「緑の王国」というところに行ってきた。
そうしたら、初めて別な種類のツリフネソウを見ることができた。


１つは、ハナツリフネソウ。

花びらが、赤紫と白の2色できている。

2つ目は、シロツリフネ。

一部に小さな紫の斑点が残っているものもあった。
ただ、白いツリフネソウにもいろいろ細かい種類があるので、単純にシロツリフネではなく、正式名は別なのかもしれない。

秋のツリフネソウ。
今年は、違う種類のものもあると知ることができて、楽しくうれしかった。