ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

暑さの中でも、楽しい野の花見RUN

2021-08-02 23:02:35 | RUN
たいない高原マラソンに参加を決めたはいいが、そのために準備をしなくては。
特に、9月にこの大会が移ってからは、暑さとの戦いも要求される。
ちゃんと走れる足を作っておかないと。

とはいっても、8月の今は非常に暑い。
熱中症アラートが出て、
「危険。運動は中止しよう」
などという連絡が、連日入ってくる。
気温が30℃を超える、こんな気象条件では、なかなかまとまった距離を走るわけにはいかない。

昨日は、夕方くもり空だったので、たいない高原マラソンで走る11kmくらいを走るか、と決めて、走り出した。
走るとはいっても、30℃はある暑さの中、むきになって走る年齢でもないので、ジョギング。
得意の花見RUN。

道路わきの歩道を走っていると、まだ咲き残っているオカトラノオを見かけた。

この時期まで見かけるのは珍しい。

よく行く森林公園内のコースまで行くと、ホツツジが白く咲いていた。

涼しい顔をして咲いているようで、その涼しさの気分をいただくことにした。

夏の次は、秋。
秋という漢字を使って書く、ハギ(萩)がもう結構多く咲いている。

暑さが収まれば、秋になるけど、まだ先が長いなあ。

こんなふうに、野に咲く花々に勇気づけられて、その写真を撮りながら走り続けた。

すると、走っている脇の斜面に、白いものを見かけた。
距離があるし、少し暗いのでうまく写真に撮れなかった。


この写真中央部に、小さく細い棒のように写っている白い花って何だったっけ?
「なんとかチドリ」?
鳥の名前があったような気がしたが…?

そう思いながら走っていると、偶然にも、散策をしている知っている方にお会いした。
「すみません。この白い花が斜面に咲いていたのですが、なんとかチドリと思うのですが、名前を教えてもらえますか?」
と、ボケた写真を見せながら、無茶なお願いをした。

実は、この方、私を野草の花見の世界に引き込んでくれた方だったのだ。
「なんとかチドリ?白い花で?そんなのは聞かないなあ。」
と言いながら、のぞき込んで、
「下の葉を見るとわかるんだけど、…ああわかった。これは、『ミヤマウズラ』だよ。」

さすがだ!よくわかるものだ。
「ありがとうございました。足を止めさせてすみませんでした。」
お礼を言って、再び走り続けた。

夕方だが陽射しが出てきて、気温が上がってきた。
もう汗でぐっしょりだったので、結局、11kmに1km足りない10kmのRUNでやめた。


だけど、走れたことも楽しかったし、各種の野草の花に会えたことも楽しかった。

これからも、RUNも野草の花見も楽しみながら暮らしていこう。
コメント
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