ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

五輪のマラソン選手たちから勇気をもらい、走りたくなった日

2021-08-08 21:36:56 | RUN
今日も、熱中症警報発令。
「危険だから、運動は中止しよう」と、スマホに表示された。
はいはい、こんな朝から気温が高い日に運動なんかしませんよ。
そう思いながら、けだるい暑さを感じつつ起きた。

今朝は、7時から陸上競技の最後を締めくくる男子のマラソンが行われた。
いくら朝の7時だって、いくら北海道だって、気温は高い。
なぜ、女子マラソンだけ6時開始にしたのだろう。
男子も6時開始にすればよかったのに。

日本男子の健闘を期待したマラソン。
特に、新潟県関係だと、服部勇馬選手が出場しているので、気になってずっと見ていた。
前半こそ前で走っていた服部選手だが、レースの半分ほどの距離で遅れ始めてしまった。

先頭集団に食らいついていた大迫選手。
30kmを過ぎて、ついていけなくなり、8番目まで下がってきてしまった。
ふつうの選手ならズルズルと落ちていくところだが、彼は違った。
これを最後に引退するときくと、体力的な限界かと思うのだが、体力はまだ残っていた。
どのレースでも、後半上げていけるのが彼のすごいところなのだが、
今回もそれを展開した。
7位、6位の選手を抜き、2位集団の4人に15秒差まで迫った。
結局それ以上近づくことはできなかったが、見事に6位入賞を果たした。
その姿は、とても立派でなかなかできないことだと思った。

また、体調不良にもかかわらず完走した中村選手も、よくがんばった。
そして、ふらふらになっても完走を果たし、73位でゴールした服部選手。
車いすで運ばれていく姿を見て、なんとしても最後まで走り切るという信念を貫いた服部選手に、胸が熱くなった。

こんな選手たちの姿に勇気をもらい、刺激を受けた。
ここ何日も猛暑が続き、走ることは自粛していたが、走りたくなった。
彼らのように限界までがんばって走るなんてことはしないし、できない。
でも、走れるということを楽しみたくなったのだ。
あの選手たちと、同じことをしている。
同じ運動をしていることが誇らしくもある。

31℃の環境下ではあったが、走りたくなった。

ジョギングで無理をしないで行こうと決めて、8kmを走った。

汗が流れ落ちて止まらなかったが、気分は爽快だった。


単純な行為なのだが、走ること、走り続けることのすばらしさを、オリンピックのマラソン選手たちは見せてくれた。
同じことを自分ができるということは、うれしい。

さて、それがいつまでできるかな?
できるだけ長く続けたいと思うのだけどね…。
コメント
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