サッカーJ2リーグ第8節、ロアッソ熊本対アルビレックス新潟。
新潟、勝利!
水曜日に千葉に試合終了寸前にゴールを決められ、ショックの大きかった新潟。
アウェイ連戦となった今日は、負けるわけにはいかなかった。
なのに、試合開始まだ4分余りというときに、新潟の右を破られ、あっという間に先制されてしまった。
いくらなんでも、早過ぎる失点だった。
たしかに、熊本は、前から強い圧力をかけてきて、新潟の自由にさせないような戦いを挑んできた。
けれど、あっさり先制を許してしまうなんて、守り方が下手!
とんでもない試合の始まりだったが、試合の内容もエピソードは多くなったのだった。
【① 谷口の恩返し弾】
新潟のFW谷口の移籍元は、このロアッソ熊本。
前節の千葉戦で、元新潟の鈴木大輔に恩返し弾を食らった新潟としては、谷口がこの試合でゴールを決めれば、恩返し弾となる。
恩返しされてばかりはいやなので、谷口よ、熊本に恩返し弾を決めてくれ~。
そんな願いを持っていた。
それが叶うのだから、面白い。
20分過ぎ、中央付近で相手ボールに対して積極的にいった谷口がボール奪取に成功した。
すると、なんとそこから超ロングシュート!
去年も秋に一度見たことがあったぞ、とデジャブ感に浸っていると、ボールはきっちりと相手GKの頭上を越え、ゴールネットを揺らした。
なんと、たった一人で同点ゴール!
見事に、熊本に対し恩返ししてくれた。
【② とんでもない数のシュートの打ち合い】
谷口のゴールが決まっても、互角というか、まだまだ熊本の方が優勢に見えた。
だが、後半になると、熊本の攻めになれたせいか、はたまた先発の伊藤から高木に代えたせいか、圧倒的に新潟のボール支配が続き、ゴールに迫った。
この試合、谷口のシュート数は9本を数えた。
だが、それがことごとく相手のキーパーに防がれたり、惜しくも枠を外れたりして、勝ち越せない。
そして、時折反撃に出てゴールを脅かす熊本。
熊本のシュート数は、この試合14本(枠内8本)。
そして、新潟の方は、なんと24本(同15本)。
(以上、DAZN調べ)
合わせて38本ものシュート数であった。
【③ 決勝ゴールは、第1節以来の出場だった鈴木孝司だった】
ボールを回収しては、圧倒的に攻める回数の多い新潟。
DAZNのスタッツでは、ボール支配率新潟の63%。
84分、9本打っても1本だけのゴールだった谷口に代わって、FWに鈴木孝司を起用した。
鈴木は、第1節で先発出場したが、負傷退場となり、それ以降の試合にはベンチ入りすらすることがなかった。
久々の出場だった。
攻めながらも得点を奪えない新潟、あっという間にアディショナルタイムに入った。
またもや引き分けに終わるのか、という時間帯に、決勝点は生まれた。
セットプレーからのボールが、GK小島にまで下がったが、小島はそのボールを遠く相手ゴール前まで蹴り入れた。
それにいち早く反応した田上が、シュートすると見せかけて、飛び込んできた鈴木に素早いクロスを送った。
これを、見事に、ヘディングで決めた鈴木。
ゴールを決めると、真っ先にゴール裏の新潟サポーターたちの前に駆けていき、吠えた!
そのシーンに、しびれた。
これが決勝点となって、試合は2-1で、新潟が今季初の逆転勝ちを収めた。
試合後のヒーローインタビューでは、一瞬感極まって声を詰まらせた鈴木に、こちらも胸が熱くなった。
シュート24本打ったのに、2点しか取れなかったという見方もあるかもしれないが、勝てばいいのだ、勝てば。
後半には、特に気持ちよくボールが回っていた。
後半だけでシュート15本と、チャンスを多く作っていた。
そういうことができるこのチームだから、もっと強くなるはず、と信じていたい。
上位チームは、皆勝利していた。
離されずについて行き、いつか追い越していこう。
Visca Albirex !!
新潟、勝利!
水曜日に千葉に試合終了寸前にゴールを決められ、ショックの大きかった新潟。
アウェイ連戦となった今日は、負けるわけにはいかなかった。
なのに、試合開始まだ4分余りというときに、新潟の右を破られ、あっという間に先制されてしまった。
いくらなんでも、早過ぎる失点だった。
たしかに、熊本は、前から強い圧力をかけてきて、新潟の自由にさせないような戦いを挑んできた。
けれど、あっさり先制を許してしまうなんて、守り方が下手!
とんでもない試合の始まりだったが、試合の内容もエピソードは多くなったのだった。
【① 谷口の恩返し弾】
新潟のFW谷口の移籍元は、このロアッソ熊本。
前節の千葉戦で、元新潟の鈴木大輔に恩返し弾を食らった新潟としては、谷口がこの試合でゴールを決めれば、恩返し弾となる。
恩返しされてばかりはいやなので、谷口よ、熊本に恩返し弾を決めてくれ~。
そんな願いを持っていた。
それが叶うのだから、面白い。
20分過ぎ、中央付近で相手ボールに対して積極的にいった谷口がボール奪取に成功した。
すると、なんとそこから超ロングシュート!
去年も秋に一度見たことがあったぞ、とデジャブ感に浸っていると、ボールはきっちりと相手GKの頭上を越え、ゴールネットを揺らした。
なんと、たった一人で同点ゴール!
見事に、熊本に対し恩返ししてくれた。
【② とんでもない数のシュートの打ち合い】
谷口のゴールが決まっても、互角というか、まだまだ熊本の方が優勢に見えた。
だが、後半になると、熊本の攻めになれたせいか、はたまた先発の伊藤から高木に代えたせいか、圧倒的に新潟のボール支配が続き、ゴールに迫った。
この試合、谷口のシュート数は9本を数えた。
だが、それがことごとく相手のキーパーに防がれたり、惜しくも枠を外れたりして、勝ち越せない。
そして、時折反撃に出てゴールを脅かす熊本。
熊本のシュート数は、この試合14本(枠内8本)。
そして、新潟の方は、なんと24本(同15本)。
(以上、DAZN調べ)
合わせて38本ものシュート数であった。
【③ 決勝ゴールは、第1節以来の出場だった鈴木孝司だった】
ボールを回収しては、圧倒的に攻める回数の多い新潟。
DAZNのスタッツでは、ボール支配率新潟の63%。
84分、9本打っても1本だけのゴールだった谷口に代わって、FWに鈴木孝司を起用した。
鈴木は、第1節で先発出場したが、負傷退場となり、それ以降の試合にはベンチ入りすらすることがなかった。
久々の出場だった。
攻めながらも得点を奪えない新潟、あっという間にアディショナルタイムに入った。
またもや引き分けに終わるのか、という時間帯に、決勝点は生まれた。
セットプレーからのボールが、GK小島にまで下がったが、小島はそのボールを遠く相手ゴール前まで蹴り入れた。
それにいち早く反応した田上が、シュートすると見せかけて、飛び込んできた鈴木に素早いクロスを送った。
これを、見事に、ヘディングで決めた鈴木。
ゴールを決めると、真っ先にゴール裏の新潟サポーターたちの前に駆けていき、吠えた!
そのシーンに、しびれた。
これが決勝点となって、試合は2-1で、新潟が今季初の逆転勝ちを収めた。
試合後のヒーローインタビューでは、一瞬感極まって声を詰まらせた鈴木に、こちらも胸が熱くなった。
シュート24本打ったのに、2点しか取れなかったという見方もあるかもしれないが、勝てばいいのだ、勝てば。
後半には、特に気持ちよくボールが回っていた。
後半だけでシュート15本と、チャンスを多く作っていた。
そういうことができるこのチームだから、もっと強くなるはず、と信じていたい。
上位チームは、皆勝利していた。
離されずについて行き、いつか追い越していこう。
Visca Albirex !!